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<鳥インフル>H7N9型、新たな感染者を確認=警戒強化の矢先―浙江省紹興市

2013/10/15

15日、浙江省衛生庁は、新たに1例のH7N9型鳥インフルエンザの感染例を確認したと発表した。浙江在線が伝えた。


感染が確認されたのは紹興市紹興県に住む35歳の男性で、10月8日に発症したと見られる。浙江省の疾病センターで検査を行ったところ、患者のサンプルから陽性反応が出た。衛生庁が組織した専門家チームが、患者の状態や検査結果などについて検討を行い、最終的にH7N9型鳥インフルエンザの感染と断定した。現在、患者の男性の病状は重く、病院での治療が続けられている。


浙江省でH7N9型鳥インフルエンザの病例が確認されたのは、今年4月末以来のこと。H7N9型鳥インフルエンザウイルスの流行には季節的な特徴があり、高温が続く夏は感染力が大幅に弱まる。そのため、中国政府は秋季の到来を前に感染への警戒を強化していた。

【RECORD CHINA】

中国紡績業利潤18.9%拡大(2013年1―8月)

2013/10/04

2013年10月2日、中国国家統計局が8月の規模以上紡績企業経営データを発表した。

 統計データによると、中国紡績業2013年1月―8月の営業収入は、2012年同期比13%増の2兆2590億元(約35兆7937億円)であった。
 1月―8月の紡績業利潤総額は、前年同期比で18.9%増加し、1076億7000万元(約1兆7060億円)であった。

 また、服飾業2013年1月―8月の営業収入は、2012年同期比10.8%増の1兆1799億元(約18兆6949億円)であった。
 1月―8月の紡績業利潤総額は、前年同期比10.8%増の599億5000万元(約9499億円)となっている。

【China press】


中国、「大気汚染日」が急増 北京は2日に1日観測、指数最悪に

2013/09/30

中国の北京市で9月に微小粒子状物質「PM2・5」などが基準値を超える大気汚染が観測された日数が14日に達し、例年より10日以上も増えたことを中国気象局が29日、明らかにした。2日に1日のペースで観測されていたことになる。中国メディアが伝えた。

 北京に近い天津市や河北省のほか、江蘇省や河南省でも汚染日が例年より5~10日多かったといい、全国的に大気汚染が深刻化している。

 北京では29日、大気汚染指数が最悪レベルの「深刻な汚染」を記録。多くの観測地点でPM2・5の濃度が基準値(大気1立方メートル当たり1日平均75マイクログラム)を大幅に上回り、300マイクログラムを超えた地点もあった。

 北京市はマスク着用のほか、大気汚染の原因とされる自動車の利用を自粛するよう市民に呼び掛けた。大気汚染は30日も続くと予想されている。

【共同通信】

カンボジアで女児死亡、今年11人目

2013/09/24

カンボジア保健省と世界保健機関(WHO)は20日、カンポート州の2歳の女児が鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染し、17日に死亡したと発表した。

 カンボジアでの今年の感染者はこの女児を含め20人、うち死者は11人となった。

 同国でのこれまでの感染者は41人で、うち死者は30人となっている。(共同)
【msn産経ニュース】

H7N9型鳥インフルワクチン開発へ…厚労省

2013/09/03

厚生労働省は2日、中国で今春、感染が広がった鳥インフルエンザ(H7N9型)のワクチンを開発することを決めた。

 同日開かれた専門家会議で了承された。今後、ワクチンメーカーに協力を求め、早ければ今月中にも開発を始める。

 H7N9型ウイルスの人への感染は今春、中国で初めて見つかった。先月11日までに中国と台湾で135人が感染し、44人が死亡したと報告されているが、人から人へと持続的に感染する状況にはなっていない。

 だが、厚労省は今後、パンデミック(世界的大流行)が起こる可能性は否定できないとしている。対応できるワクチンの大量生産や備蓄について計画を公表している国は現時点ではなく、同省は、緊急時にH7N9型のワクチンを製造できる体制を整える必要があると判断した。

【読売新聞】

中国に変種鳥インフルウイルス、人への感染増える懸念

2013/08/22

今年H7N9型鳥インフルエンザで40人以上が死亡した中国で、別の鳥インフルエンザウイルスが広がっており、人に伝染する可能性もあるという調査結果が出された。香港大学の研究チームは22日、上海近隣地域で大規模疫学調査をした結果このように現れたと世界的科学誌のネイチャーを通じ明らかにした。

3月末に上海と安徽省で初めてH7N9型鳥インフルによる死亡者が報告された。

鳥類だけで見つかったH7N9型ウイルスの人間への伝染の事実が確認されたのは初めてだった。現在までに130人以上がこの病気にかかり、40人余りが死亡した。特に真夏の今月に入り追加で死亡者が出ており、ウイルスは渡り鳥ではなく家禽類を通じて広がっているという懸念が高まっている。

香港大学の研究はこうした懸念が事実であることを示した。研究陣は4月4日から18日にかけ上海に近い浙江省と山東省一帯で疫学調査を実施した。鳥類の口腔・排泄腔サンプル1341件、鳥類排泄物サンプル1006件を採取した。

これを分析した結果、388件のサンプルからH(ヘマグルチニン、ウイルスを構成するたんぱく質)抗原反応が出た。60件がH7型で、85件がH9型だった。残りは他の系列のインフルエンザと確認された。遺伝子調査の結果H7N9型ウイルスはこの地域の家禽類にみられるH9N2型ウイルスの変形で、少なくとも2回以上アヒルからアヒルに伝染したと推定された。

また、ニワトリのサンプルではこれまで中国で見つかったことのないH7N7型ウイルスが発見された。実験の結果、ほ乳類への伝染性も持つことが確認された。H7N7型ウイルスはオランダと英国などで人間への感染の事実が確認され、1人が死亡している。

研究陣は、「H7N7型の発見はH7型ウイルスが現在よりより大きな脅威になりかねないということを示している。今後高伝染性の変種が作られ人間への感染も増える恐れがある」と警告した。
[J中央日報]

カンボジア、鳥インフルで男児死亡 今年10人目

2013/08/20

世界保健機関(WHO)のカンボジア駐在当局者は19日、鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)感染が確認されていたバタンバン州の9歳の男児が18日に死亡したと発表した。
今年に入りカンボジアでの同ウイルス感染者はこの男児を含めて16人。うち死者は10人になった。(共同)
[msn産経ニュース]

カンボジアで5歳女児が重体、今年16人目

2013/08/20

カンボジア保健省と世界保健機関(WHO)は13日、同国で今年16人目の鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)の感染者が確認されたと発表した。カンダル州の5歳の女児で、重体という。今年の感染者のうち死者は9人。
カンボジアでのこれまでの感染者は、この女児を含めて37人で、うち死者は28人となっている。(共同)
[msn産経ニュース]

広東省で鳥インフル感染確認

2013/08/12

中国広東省政府は10日、同省の女性(51)の鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)感染を確認したと発表した。日本企業が数多く進出する広東省で、同型では初めての人への感染確認。女性は省東部の恵州市で家きんのと畜に従事していた。発熱で入院しており、病状は重いという。【日本経済新聞】

鳥インフル、「人・人」感染初確認=江蘇省で死亡の親子―中国

2013/08/09

中国江蘇省疾病予防コントロールセンターはこのほど、英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に発表した論文で、H7N9型鳥インフルエンザに感染し5月に死亡した同省無錫市の親子について、ウイルスが父親から娘にうつったとする研究結果を明らかにした。H7N9型の「人から人」への感染は、上海で死亡した親子と夫婦の2例でも疑われているが、中国の専門家が公式に確認したのは初めて。
 8日付の同省紙・揚子晩報によると、60歳の父親は、市場で生きた鳥を買った数日後の3月8日に発病し、5月4日に死亡。娘も1週間後に発病し、その後死亡した。娘は有力な感染源とみられる生きた鳥との接触歴がない一方、マスクや手袋をせずに父親の看病に当たっており、父親のたんなどを通じて、ウイルスが娘に感染したとみられるという。ただ、同様に看病した娘の夫を含め、親子と密接に接触した43人は感染しておらず、「人から人」に感染する能力は限定的だと強調している。

【時事通信】

被害者に申し訳ない…ギョーザ事件初公判で被告

2013/07/31

2008年1月に発覚した中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、ギョーザに殺虫剤を注入したとして危険物質投入罪に問われた製造元「天洋食品」(中国河北省石家荘市)の元臨時従業員・呂月庭被告(39)の初公判が30日午前、石家荘市の中級人民法院(地裁に相当)で開かれた。

 同被告は罪状認否で、「私がやりました」と起訴事実を認めた。裁判は同日、結審した。判決の期日は未定。

 呂被告は「被害者のみなさんに申し訳ない。寛大な処置をお願いします」と述べた。中国刑法では、同罪の最高刑は死刑。

 中国公安省の発表によると、呂被告は07年10~12月、工場内の冷凍庫に侵入し、保管されていたギョーザに注射器を使って有機リン系殺虫剤メタミドホスを注入したとされる。日本に輸入されたギョーザを食べた千葉、兵庫両県の3家族10人が同12月~08年1月に中毒症状を起こし、1人が一時意識不明の重体となった。呂被告は捜査段階で、待遇の良い正規従業員に登用されなかったことなどから会社に不満を抱き、腹いせにやったと供述したという。

 また、事件後に回収したギョーザの一部が国内で流通し、08年6月に河北省承徳市で中国人にも被害が出た。この件については詳細が明らかにされていない。

 中国の刑事裁判は通常、外国人には非公開だが、今回は日本の報道陣に傍聴席が2席用意された。事件が日本で対中感情悪化の大きな要因となったため、日本側に配慮したとみられる。

【読売新聞】

鳥インフルで6歳女児死亡=カンボジア

2013/07/05

【バンコク時事】AFP通信によると、世界保健機関(WHO)とカンボジア保健省は2日、鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染した6歳の女児が首都プノンペンの病院で6月28日に死亡したと発表した。カンボジアで鳥インフルエンザによる死者は今年9人目で、年間の死者数としては最悪の記録となった。

レアアース最大手が生産停止、今年初 供給過剰で価格下落、調整へ―中国

2013/07/04

中国レアアース最大手の内蒙古包鋼稀土高科技(以下は包鋼稀土)は1日夜、「レアアース選鉱工場の操業中断に関する公告」を発表した。証券日報が伝えた。
同公告によると、包鋼グループは中国のレアアース供給過剰の状況を改善するため、生産停止による調整策を実施。需給バランスを保つと同時に、酸化鉱工場の移設を進めるため、7月1日からの半年間、選鉱工場の操業を中断することを決めた。
鋼グループの張忠総経理は先ごろ、一部工場の生産停止や稼働率について、「包鋼稀土は傘下企業29社から成る。原材料からハイエンド製品までのさまざまな製品を生産しており、一部の工場が生産を停止しても、戦略的計画に基づく操業中断がグループ全体の経営に影響を与えることはない。操業中断は需給のアンバランスを改善させ、資金投入を調整する効果もある。一部工場の生産停止は悪いことではない」と述べた。
また公告によると、選鉱工場は生産停止後、精錬・分離及び機能性材料生産などの川下産業でこれまで備蓄されたレアアース精鉱を使うことができるため、今年通年の業績に悪い影響を与えることはない。
昨年、レアアース産業全体が低迷したため、包鋼稀土は3回にわたって「生産停止による価格維持公告」を発表した。その他の業界大手である五鉱集団や中国ロ業公司(ロは金へんに呂)、廈門ウ業集団(ウは金へんに烏)も生産を停止した。その後の1カ月間、レアアースの価格は上昇し、特にネオジムとプラセオジムの酸化物の価格が20%上がり、1トン当たり45万元(約730万円)となったが、価格はすぐに下落した。2012年通年の平均価格は約40%下落している。
このところ軽希土類酸化物の価格は3.01%上がり、重希土類酸化物も5.44%上昇。ジスプロシウム、テルビウム、ユウロピウムの上昇幅が大きい。あるアナリストは、レアアースはすでに最低価格になっており、景気刺激政策があれば反発するだろうと予測している。
レアアース価格がやや上向いたが、昨年に比べればまだ、低迷した状態だ。生産業者はネオジムとプラセオジムの酸化物の価格を引き上げているが、取引が少なかったため、レアアース市場が安定に向かうかどうか、業界関係者も判断が難しいという。
包鋼稀土はまだ上半期の決算を公表していないが、第1四半期の業績は前年同期比で79.67%下がった。
[livedoor NEWS]

透析によって集団で新型コロナウイルス感染をした可能性が高い

2013/07/04

新型コロナウイルスの集団感染
サウジアラビア東部で発生した新型コロナウイルスの集団感染についての研究で、人から人への感染は外来透析で発生しやすいことなどが明らかとなった。サウジアラビア保健省Global Center for Mass Gatherings MedicineのAbdullah Assiri氏らが、NEJM誌電子版に2013年6月19日に報告している。



集団感染が見られたのは4つの医療機関である。そこで発症者の医療記録を調べて、臨床情報と人口統計学的情報を得て患者と接触があった家族や医療従事者等を追跡して発症の有無について調べた。

曝露の可能性については「症状のある確定例または可能性例と面と向かって対応した」「症候性の患者を担当する医療従事者によるケアを受けた」「症候性の患者と病院の備品を共有した」とした。

透析で集団感染


サウジアラビアの医療機関で11人の可能性例と23人の新型コロナウイルス確定例が報告された。現時点で15人が死亡しており、6人は回復、2人は入院している。

いずれも患者はそれぞれ違う症状で入院、もしくは病院を受診しているのだが、症状に一貫性はなかった。また透析についても同じ時間に受けていた患者が確定することもあったのだが、その後の経過については様々であった。

なお集中治療部門で透析を受けていた複数の患者が新型コロナウイルスを確定しており、その後他の病院を受診しており、そちらでも感染源が広がった可能性が高い。

新型コロナウイルスの自然宿主と保有宿主については、明らかになってはおらず、医療機関で発生した人から人への感染の具体的な経路についても明らかになっていない。また無症候の患者からの感染がないとも言い切れない。そのため各国の公衆衛生担当者は、感染予防のための対策を準備する必要があるだろうと著者らは述べている。(福田絵美子)[QLife Pro]


中国商務部、2013年レアアース輸出割当枠第2弾のリストを発表

2013/07/03

中国商務部の公式サイトは1日、2013年レアアース(希土類)輸出割当枠第2弾のリストを発表した。2日付中国証券報が伝えた。
 
 発表によると、五鉱集団、包鋼集団、中国アルミなどのレアアース企業24社に、軽レアアース(軽希土類)輸出割当枠1万3821トン、重(中・重希土類)レアアース輸出割当枠1679トン、合わせて1万5500トンのアアース輸出割当枠が与えられた。
 
 輸出割当枠は、レアアース企業の2010―2012年の輸出実績に基づいて算定されたものである。なお、2013年レアアース輸出割当枠第1弾のリストが2012年12月28日に商務部によって発表されており、輸出割当枠は同じ1万5500トンだった。(編集担当:陳建民)[Yahooニュース]

H6N1型、初のヒト感染=鳥インフル―台湾

2013/06/24

台湾の衛生署(衛生省)疾病管制局は21日、肺炎にかかった女性からH6N1型鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表した。同型のヒトへの感染が確認されたのは、世界で初めて。同型は毒性が弱く、女性は治療を経て完治。家族や医療関係者に感染していないことが確認された。
 同局によると、女性は今年5月5日に発熱やせきなどの症状が出て、8日に入院。病院の検査では軽い肺炎と診断された。その後、症状が治まったため、11日に退院した。病院側が肺炎患者に対して実施している検査で、型が判別できないウイルスを検出したため、同局に検体を送り、H6N1型と確認された。
 女性には海外渡航歴や鳥類との接触歴もないといい、当局では感染源について詳しく調べている。

【時事通信】

インフル薬1800万人分処分へ 300億円分期限切れ

2013/06/24

新型インフルエンザに備え、国と都道府県が備蓄している抗インフルエンザ薬のうち、約1800万人分が今夏以降、廃棄を迫られる。使用期限の7年を迎えるため。300億円超分に相当し「もったいない」との声が出ている。国はより効率的な備蓄方法を検討する方針だが、妙案は見つかっていない。

 備蓄薬は2012年4月現在、計6310万人分ある。備蓄方法を定めた政府のガイドラインは、国と都道府県で半数ずつ蓄えることにしており、カプセルで扱いやすいタミフルが9割近くを占める。

 事業は今年で8年目。厚生労働省などによると、昨年度は260万人分が期限切れになり、焼却した。今年度は06年度に買った分が中心で、対象は1800万人分。うち、タミフルが約1740万人分、リレンザが約60万人分。期限切れになった分は新品を買い直すため、今後も購入と廃棄を繰り返すことになる。

【朝日新聞】

シンガポールの大気汚染「極めて危険」に 煙害が悪化

2013/06/21

インドネシアからの煙害に見舞われているシンガポールで21日、大気の汚染度を示す指数が、4段階のうち最も深刻な「極めて危険」な水準に悪化した。政府は国民に不要不急の外出を避けるよう呼び掛け、病気の人や高齢者には室内にとどまるよう警告している。

 シンガポールは東南アジアの貿易・金融の中心地で、経済活動が打撃を受ける可能性がある。千社以上の日本企業が進出し、駐在員やその家族ら2万7千人以上が生活している。

 この日のシンガポールは、煙で数百メートル先の視界が遮られた。焦げた臭いが立ち込め、多くの人がマスクを着けて通勤した。

【共同通信】

「感染拡大封じ込めた」=鳥インフル、死者39人に―中国当局

2013/06/10

中国国家衛生計画出産委員会は9日、H7N9型鳥インフルエンザ感染について、「拡大を封じ込めた」と発表した。法律に基づく警戒態勢を発動していた7省・直轄市も全て解除したことを明らかにした。
 同委によると、感染による死者は5月31日時点で39人。同27日の前回発表から2人増えた。このうち1人は同31日に上海市が発表した男性(59)とみられるが、残る1人の詳細は不明。中国本土の感染者は同28日に北京市が発表した男児(6)が加わり132人。このほか台湾でも感染者1人が確認されている。 


【時事通信】

MERSコロナウイルス、新たにイタリアで感染見つかる 欧州の感染者11人に

2013/06/07

イタリアの感染者3人を確認
世界保健機関(WHO)は2日、中東を中心に広がる新型コロナウイルスの感染例が、新たにイタリアでも報告されたことを明らかにした。

イタリア保健省の1日付発表によると、同国初の感染者は、最近ヨルダンを訪れた45歳の男性だという。さらに、2歳の女児と42歳の女性への感染が確認された、とWHOは2日、報告。3人とも容体は安定しているという。

(Wikiメディアより引用)

欧州における感染者11人、死亡者4人
欧州においても新型コロナウイルスは、広がりを見せており、1日現在で、欧州内における感染者は11人、そのうち死亡者は4人である。フランスでの感染者は2人、うち1人死亡。ドイツでは感染者2人、死亡者1人、英国では感染者4人、死亡者2人である。

SARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルスに似た、この新種のコロナウイルスは、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスと呼ばれる。感染者は高熱やせき、呼吸困難などの症状を示し、重症化すると肺炎や腎不全に至ることもある。

サウジアラビアで新たに3人が死亡
サウジアラビア地元メディアによると、同国において、さらに3人の死亡が確認されたということだ。これで、同国の死亡者数は、21人となった。

6月1日現在、2012年9月以降に報告されたMERSコロナウイルスによる死亡者は30人、感染者は53人となった。WHOは、「MERSウイルスは非常に危険な存在となった」と警告している。(太田みほ)[QLife Pro]