NEWS新着情報

【インドネシア】5歳女児鳥インフルエンザの疑いで死亡

2010/10/29

25日に西スマトラ州で5歳の女児がH5N1鳥インフルエンザの疑いで死亡した。女児はH5N1鳥インフルエンザの疑いがあり、隔離病棟で4時間の治療を 受けたが死亡した。女児にはH5N1鳥インフルエンザへの感染を示す肺炎が胸エックス線で確認された。患者の家の周囲では死亡した鶏が発見されたが、それ らの鶏は、鳥インフルエンザに感染した鶏とは違う死亡状況であったとされている。

【Bird Flu Information Corner】

【豚インフルエンザ】新しいウイルスはより致死的

2010/10/28

一部の医学専門家は、H1N1豚インフルエンザウイルスの新しいウイルスがいくつかの他の国で確認された後にエジプトでも確認される可能性があると警告している。免疫学教授博士によると、ウイルスはシンガポールで突然変異して、ニュージーランドとオーストラリアで再び出現。ウイルスが他の国で拡大するのならエジプトは新しいワクチンが必要になるだろうと、免疫学教授博士は言う。博士は、新しいウイルスは前のものより感染しやすく、より致命的だと付け加えた。

【Al-Masry Al-Youm】

H1N1ウイルス突然変異

2010/10/27

H1N1豚インフルエンザウイルスが突然変異している可能性があるという。オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールから報告があった。
 現在研究を進めているが、致死率がより高く、またワクチンを受けた人も感染することがあり得るという。

【Manila Bulletion Publishing Corpo】

鳥インフルウイルスを検出=カモのふんから強毒性のH5N1―北海道稚内市

2010/10/26

環境省と北海道は26日、北海道稚内市の大沼で採取されたカモのふんから、強毒性であるH5N1型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。これまでに現地周辺で鳥インフルエンザによる野鳥の死亡は確認されていないため、ウイルスを持っているカモが実際に発症したかは不明。同省は「現時点では鳥が大量死する危険性が高いとは考えていない」としている。
 同省によると、北海道大学が独自に行っているカモのふんの調査で、今月14日に大沼で採取した183検体のうち2検体からH5N1型ウイルスを検出。26日に北大から環境省に報告があった。野鳥からの同型ウイルスの検出は、2008年の北海道、青森、秋田の3道県のオオハクチョウ以来。
 これを受け、同省北海道地方環境事務所と北海道、北大が協力し、現地から半径10キロ以内の地域などを対象に、死んでいる野鳥がいないか監視を強化。またハクチョウなどガンカモ類のフンを採取して、強毒性の鳥インフルエンザウイルスを確かめる追加的な調査も行う。道は、同地域内の家禽(かきん)農場1戸を立ち入り検査し、25日時点で異常がないことを確認済み。稚内市は26日から、大沼への人と車の立ち入り制限を実施している。 


【インドネシア】H5N1鳥インフルエンザ疑いの乳児、未感染

2010/10/26

4ヶ月の乳児がH5N1鳥インフルエンザに感染した疑いがもたれていたが、病院で行われた検査で陰性であった。しかし病院当局はジャカルタからのウイルス検査結果報告が届くまで治療を継続するという。状態は改善している。
一方、アブドエル・メレク病院には3人の鳥インフルエンザ疑い患者が入院していることが、病院長から発表された。8歳、9歳、および5歳の小児例であるが、高熱、咳、消化器症状を呈している。10月21日に入院し、抗生物質とタミフルによる治療を受けている。患者達はH5N1に感染した家きんと先週接触した疑いがある。ウイルス検査のための検体はジャカルタへ送られている。患者達の症状は改善していて、熱も下がっているとされる。

【Bird Flu Information Center】

ビタミンDはインフルエンザワクチン以上に効果的!?

2010/10/25

ビタミンD3がワクチン接種以上に効果的との意見がある。ビタミンDの血中濃度が低いとインフルエンザ感染の危険性が高まるという。日本の研究でビタミンD3を1日に1200IU取得しているとインフルエンザ発症率を64%軽減されると報告された。

【Food Consumer】

H1N1豚インフルエンザ変異ウイルス誕生

2010/10/22

A/H1N1ウイルスが軽度に変異して、オーストラリア、ニュージーランド、およびシンガポールで検出されていることが21日発表された。ウイルスがより病原性が高いか、現在のワクチンが効果があるのかについては、さらに調査する必要がある。A/H1N1ウイルスの変異については世界中で調べられてきたが、その誕生以来非常に安定していた。しかし今回の研究によると、変異ウイルスは2009年の早い段階でシンガポールで発生し、その後ニュージーランド、オーストラリアへ拡大したとされる。ウイルスの変異は未だそれほど有意ではないが、ワクチン接種を受けても感染したり、死亡した患者も出ているとされる。

【FOX 9 News】

インドネシア 乳児がH5N1感染の疑い

2010/10/22

インドネシアで4歳の乳児がH5N1鳥インフルエンザに感染した疑いがある。自宅周辺で飼育している鶏に接触した可能性があり、発熱と呼吸困難で入院した。当局によると他にも鳥インフルエンザに感染した疑いのある者が数例あるという。

【Bird Flu Information Center】

韓国礼山の鳥インフル 低病原性H7N7

2010/10/20

忠清南道(チュンチョンナムド)礼山(イェサン)のアヒル農場で検出された鳥インフルエンザのウィルスは、病原性の低いものであることが確認されました。
忠清南道が行っている鳥インフルエンザの定期的な検査で、15日、礼山にあるアヒル農場から鳥インフルエンザのウィルスが検出されました。
このウィルスについて国立獣医科学検疫院は16日、伝染する可能性が低い低病原性のH7N7ウィルスであるとする検査結果を発表しました。
低病原性は、鳥インフルエンザの症状がないか、あっても被害が出ない状態を指しますが、忠清南道は念のため拡散防止と高病原性に転移する可能性を防ぐため、この農場との行き来があった農家5か所の家きん類3000匹を処分しました。

【KBS WORLD】

韓国で鳥インフルエンザ 農水省、国内にも警戒呼びかけ

2010/10/19

 農林水産省は18日、韓国中西部の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザ(H7N7亜型)の発生が確認された、と発表した。農水省は韓国からの鶏肉などの輸入を停止するとともに、都道府県などに侵入防止のための警戒を呼びかけている。

 鳥インフルエンザは、国内では昨年2月に愛知県で発生して以来確認されていない。韓国では今年5月に発生し、日本はそれによる鶏肉の輸入停止を9月に解除したばかりだった。
【asahi.com】

アフリカでH1N1が再流行

2010/10/18

ジンバブエ保健機関は、10の管理地域であらたな致命的なH1N1流行があるとした。南部のTsholotso地区で、主に児童らで、300件の報告があった。通常この国周辺でのインフルエンザ流行は5月~9月。
 保健省は16日、流行はH1N1とH3N2型の複合である可能性を示唆した。
 昨年は臨戦態勢をとっていたが、この国ではそれほどの流行はなかった。

【Afrika-news】

北半球の早期は3N2型

2010/10/16

南半球では、インフルエンザシーズンが終息しつつあるが、北半球では、H3N2型が流行(中級程度)している中国以外ではまだ流行が始まっていない。
 WHOの最新情報によると、2009年に発したH1N1型のインフルエンザウイルス感染は若干の国で引き続いて報告されているが、多くの国、地域では、H3N2型が報告されている。 これは今年のワクチンに含まれている。
 米政府当局者は今年はH3N2型が流行すると予測しているものの、深刻な状況になるであろうとしている。
 現在中国北部では、現在インフルエンザ感染疑いの患者が増加している。香港では減少傾向にあるものの、依然感染者は多い。ほとんどがH3N2型である。

【CIDRAP】

沖縄が流行指標上回る―インフル定点

2010/10/15

インフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数が、10月4-10日の週は沖縄県が1.16で、流行入りの指標となる「1.0」を上回ったことが15日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。「1.0」を上回る都道府県があったのは、7月19-25日の週の沖縄の1.05以来で、約2か月半ぶり。

 全国の定点当たり報告数は前週から0.05ポイント増の0.11で、2週連続で増えた。
 都道府県別では沖縄が最多で、以下は岩手(0.58)、福岡(0.41)、香川(0.32)、茨城(0.22)などと続いた=表=。

 8月30日-10月3日の5週間に分離・検出されたインフルエンザウイルス122件の内訳は、A香港型72件、新型43件、B型7件。


【医療介護CBニュース】

H5N1ウイルスは環境により鉄やガラス上でも長期間生存

2010/10/15

2010-11年のインフルエンザシーズンをひかえ科学者とエンジニア達は、病原性の高いH5N1インフルエンザウイルスが環境条件と付着表面によっては、2週間~最高で2ヶ月間生存する可能性があることが分かった。
 ウイルスは、より涼しい気温と低湿度で活発になるとされている。
 科学者は、ベトナム株のH5N1で気温、湿度などを含む色々な環境のなかでどのようにウイルスが生き残るか調査した。被物体はガラス、木材、鉄鋼、土、家禽糞などを使用、ウイルスは、低湿度で、日光が当たらない環境では、ガラスと鉄などの素材の表面で2週間長期間生存する傾向にあると分かった。
 また、日光が当たっても、土や家禽糞などの環境では、他の素材よりH5N1ウイルスが生き延びることも分かった。それらの場合、最高2ヶ月間存在的に生き残ると考えられる。
 H5N1ウイルスは、低温で低湿度の環境では、鉄、ガラス、土の上では家禽糞の上よりも長く生存した。

ポーランドでインフルエンザ感染が昨年の3倍

2010/10/14

ポーランドでは、豚インフルエンザ感染および疑い者は10月第一週目の時点で昨年同比で3倍と報告された。
 10月1~7日の間で、感染者および疑い患者は15,750ケースで9月最終週の12,500ケースから上昇している。
 一方、昨年同時期では、豚インフルエンザは、5,887件のみの感染者および疑い者だった。
 昨年のピークは11月で134,000件が記録されている。

【Valkea Media S.A】

【インド】1週間のH1N1インフル感染、202人

2010/10/13

インド保健・家族福祉省は、2010年10月10日までの1週間におけるインド国内の新たなH1N1インフルエンザ感染確認者数は202人だったと発表した。タミルナド州の48人、マハラシュトラ州の33人、カルナタカ州の28人などが目立つ。

 この結果、09年5月からの累計感染確認者数は4万4,889人に達した。感染確認者数の上位地域はデリーで1万1,154人、マハラシュトラ州で 9,928人、カルナタカ州で4,384人、ラジャスタン州で3,918人、タミルナド州で3,109人、ケララ州で2,910人、グジャラート州で 2,243人、ハリヤナ州で2,069人など。

 また、H1N1インフルエンザによるここ1週間の確認死亡者数は32人、確認死亡者数の累計は2,606人に達した。死亡者数累計の上位地域は、マハラ シュトラ州で923人、グジャラート州で481人、カルナタカ州で251人、ラジャスタン州で215人、デリーで149人、アンドラプラデシュ州で101 人など。

【インド新聞】

インフルエンザ? 小学校で学年閉鎖 群馬

2010/10/13

県は12日、藤岡市立鬼石北小学校(同市浄法寺)でインフルエンザとみられる集団風邪が発生したと発表した。同校は2年生(22人)を13~15日、学年閉鎖する。県内の学校が集団風邪で学年閉鎖したのは今年度初で、例年より2カ月ほど早い。

 保健予防課によると、2年生の児童5人が12日、発熱やせきなどインフルエンザの疑いのある症状を訴え欠席。今後、県でウイルス検査を実施する。同課は「インフルエンザの流行が早まる可能性がある」とみて、予防接種の実施を呼びかけている。

【産経新聞】

インドネシアで49,000羽が鳥インフルエンザ

2010/10/12

インドネシア、South Sulawesiでこの4ヶ月間で少なくとも49,000羽の鶏、カモが鳥インフルエンザで死んだと政府が発表した。9日に関連エリアの殺処分を命じている。
 また同時に、このエリアでの鶏の輸送を禁じた。死んだ鶏とカモは、11の地区で見つかった。

【MCOT】

【インドネシア】H5N1鳥インフルエンザ情報

2010/10/07

バリクパパンの病院に15歳男子高校生が鳥ンフルエンザ疑いで入院。高熱を呈している。症状発現時に自宅周囲で鶏が多数死亡しており死亡原因は現在調査中。現在、少年のウイルス検査が行われている。

2010年10月1日17歳少女がH5N1鳥インフルエンザに感染した疑い。リアウ州のプリ・フサダ病院で治療され、現在は退院して外来治療中。

【インドネシア】鳥インフルエンザ警戒を表明

2010/10/07

インドネシア、バリクパパン市内で突然死んだ10羽の鶏にH5N1ウィルス感染陽性が明らかになったことから市当局は鳥インフルエンザ警戒を表明した。

バリクパパンの市長は10月3日以降バリクパパンはH5N1の警戒宣言状態にあると述べた。

市長は感染陽性は鶏だけで他の飼い鳥などにはまだ感染のないことを確認した。

この鳥インフルエンザ警告表明措置は日曜日に始まり、市当局は10月18日までの15日間、毎日作成し、また、状況を監視し続ける予定である。

このウィルスが人に感染する可能性があることを認識し、より用心するように、と市長は注意喚起をした。

【インドネシア国営通信】