NEWS新着情報

鳥インフルエンザ:島根で野鳥の陽性受け、県が緊急防疫会議 /宮崎

2010/10/07

島根県松江市で死骸が見つかった野鳥のコハクチョウ1羽がA型インフルエンザ陽性を示したことを受け、県は11日、県庁で養鶏業者などを集めた緊急防疫会議を開いた。
 環境省が10日発表した松江市の事例は、鳥取大で高病原性鳥インフルエンザかどうか確定検査中だが、野鳥の渡りの季節を迎えたことから、危機意識を高めようと開催。約40人が参加した。
 会議では、新たな飼養衛生管理基準に基づく農家の全戸調査で、野鳥の侵入を防ぐ防鳥ネットの網目の大きさや飲料水の消毒などを指導している状況が報告された。永山英也畜産・口蹄疫復興対策局長は「一気に緊張感を高めなければならない」と求めた。【毎日新聞】

中国深セン市、全国初の市民の住宅購入軒数制限へ

2010/10/06

深セン市は中国で初めて市民の住宅購入軒数を制限する方針を明らかにした。地元紙が報じた。中国では、当局が不動産価格上昇抑制策を強化している。

政府は9月29日、住宅ローンの頭金比率を30%以上に引き上げるよう銀行に指示した。また、3軒目の住宅購入のローンを禁止した。

これらの措置を受け、深センは市民による3軒目の住宅購入と、地方税を納付していない者による住宅購入を禁止した。深センイブニング・ニュースが地方政府の発表として報じた。

従わない場合当局は購入を承認せず、不動産所有の許可は発行されない。

最近の規制措置を受けて住宅購入希望者の間では様子見気分が広がっており、通常であれば活況となる国慶節の連休期間中でも取引増加と価格上昇の兆候はみられない。

新華社によると、10月1─3日の北京市の1日あたりの住宅販売件数は平均で116件。9月の最後の4日間の平均は852件だった。

【REUTERS】

インド、先週、54人が豚インフルエンザ死亡

2010/10/06

9月30日から3日までの1週間に54人が豚インフルエンザで死亡した。最も死者数が多かったのはマハラシュトラ州で17人、続いてグジャラート州で11人だった。
検査で確認された感染者数は337人。

【IBNLive.com】

【ミャンマー】難民キャンプでインフルエンザ患者

2010/10/05

タイ北部の難民キャンプの医療施設で、100人以上の難民がインフルエンザ様症状で入院治療を受けている。
2カ所のキャンプでは1103人の難民が9月19日から25日の間に治療を求め、合計110人が医療施設に入院した。死者は出ていない。

キャンプは9月29日に、感染が外部に拡大することの防止のために15日間閉鎖された。当局によると、ウイルスは豚インフルエンザであるか鳥インフルエンザであるかは、未だ確定してないとされる。

【Thai News Agency MCOT】

インフルワクチン、生産に遅れ

2010/10/04

流行期を前に、インフルエンザワクチンの予防接種が今月から始まった。しかし今年は、夏の猛暑のおかげでワクチンの生産が遅れている。原因は、ワクチン製造に使われる鶏卵を産むニワトリが「夏バテ」し、卵の質や量に影響したためだ。
 インフルエンザワクチンは、ウイルスを有精卵の中で培養させた後、増殖力をなくしたもので、使用される卵は重さや形などに厳格な規格がある。しかし、今 年は規格に合致した卵の生産量が減少。国内でワクチンを生産している4メーカーのうち3メーカーが「猛暑で生産に影響が出ている」としている。
 あるメーカーの担当者は、養鶏場から届く卵の数が減少したとし、「規格の卵を1日1個産むはずが2日に1個という状況」と話す。このメーカーはワクチン700万本を11月初旬までに出荷する予定だったが、11月下旬までかかる見通しという。
 別のメーカーも、生産に2週間程度の遅れが出ているという。ワクチンの元となるウイルスは毎年国立感染症研究所からメーカーに譲渡されるが、このメーカーの担当者は「今年はウイルスの働きも弱く、ダブルパンチだ」と漏らす。
 卵を生産している「井上養鶏場」(神奈川県相模原市)の経営者井上茂樹さん(39)は「暑さでニワトリが食欲をなくし、卵のサイズが小さくなって規格か ら外れてしまった」と説明。井上さんによると、有精卵の生産はワクチン生産計画に合わせて1年以上前からひよこを育てるなどの準備が必要で、「急には増産 できない」という。

【時事通信】

ノバティス製H5N1プレパンデミックワクチンを支持

2010/10/01

欧州医薬品庁(EMA)の委員会は、先週、ノバルティス製H5N1プレパンデミックワクチンを支持。これは、今年後半の欧州連合内の市場供給に対する EMAの承認を示唆したもの。EMAヒト使用医薬品委員会は、成人用ワクチン「Aflunov」の承認を勧告した。臨床試験では、「Aflunov」ワク チンの2回接種がボランティアの85%以上においてH5N1ワクチン株への防御と考えられる抗体価を生み出したという。また、同ワクチンは、ヒトにおける 感染を引き起こすその他のH5N1ウイルス株に対する交差反応抗体を引き出している。ワクチンは、ノバルティス製MF59アジュバンドを含む。

【欧州】

インドネシアで鳥インフルエンザ感染に疑い

2010/09/30

インドネシアのMakassarで、鳥インフルエンザ感染の疑いで4人が入院している。
 患者のうち3人は子供で、28日(火)夜に高熱、呼吸困難、咳の症状により入院した。 現在確認を急いでいる。
 同地区で発熱した30人をモニターしているが、うち3人が重症で入院している。
 3人の家の周辺で鶏の大量死があった後、発熱症状がでた。 
 またこの地域の7地区でこの1週間、6,300羽の鶏が取りインフルエンザにより死亡したことが分かっている。

【The Jakarta Post】

肺ペストで1人死亡、中国チベット自治区

2010/09/29

中国国営の新華社によると、中国チベット自治区で肺ペストが発生し、5人が感染、このうち1人が死亡した。残りの4人は隔離治療を受けているという。同自治区衛生庁が明らかにした。肺ペストは感染例が少ない一方で、致死率は高い。

同自治区政府は感染者が出た地域に専門家を派遣するとともに、患者らと密接に接触した人を追跡調査。18日以降、流行地域を訪れた人に対し、発熱やせきなどの症状が出た場合、速やかに医師の診察を受けるよう呼びかけた。

【新華社】

【インド】インフルエンザ、死亡数が再び増加

2010/09/30

インド政府によると、9月13日から9月19日の1週間で新たに確認されたH1N1インフルエンザの死亡数は111人となり、前週の75人から増加した。感染者数は、1038人で前週の1011人から増加した。

死者数は、7月半ばまでは1週間に16~21人で推移。7月19日の週に38人と増加し、以降、増加を続けていた。8月16日の週は 79人となり、4週ぶりに減少したが、8月23日の週は89人と増加し最悪を記録。8月30日の週はさらに40人近く増加した。しかし、9月6日の週は3 週ぶりに減少していた。

9月13日の週でもっとも患者数が多かったのはタミル・ナードゥ州の313人で、前週の40人から急増した。死亡は0件だった。これに、マハーラーシュト ラ州が患者数191人、うち死亡42人(前週の患者数311人、死亡22人)、カルナータカ州が患者数145人、うち死亡0人(前週168人、0人)、ラ ジャスタン州が患者数143人、うち死亡0人(前週69人、0人)、デリーが88人、うち死亡10人(前週156人、6人)などと続いている。

【日経メディカルオンライン】

バングラディッシュ、炭疽症感染600人

2010/09/29

バングラディッシュで炭疽症が流行っている。現在まで600名程度の炭疽菌感染者を確認した。 
 家畜や野生動物の感染症だが,人へも感染する。 炭疽症への予防として牛肉を避ける傾向が広がっている影響で、例年これらの祝祭期間中に50万頭の牛が殺されるが、今年は10万頭にまで減少した。

 【編譯中心綜合】

タイでH1N1インフル再流行

2010/09/28

バンコクのタイ国立マヒドン大学付属ラマティボディ病院によると、タイで8月以降、新型インフルエンザ(H1N1型)が再流行している。6月以降に同病院が診察したインフルエンザ患者の約8割がH1N1型に感染していた。

  タイ保健省によると、1月1日―9月25日にタイ国内で確認された新型インフルエンザ(H1N1型)による死者は85人で、9月19―25日にも2人が死亡した。感染率はバンコクが突出して高く、東北部、南部が低い。

 【newsclip.be】

【インド】4人が豚インフルエンザで死亡

2010/09/27

インド保健当局は豚インフルエンザでさらに4人が死亡し、今シーズン8月以来死者数が71人となった発表した。

 【IBNLive.com】 

新型インフルエンザ集団感染 松本の小学校学年閉鎖

2010/09/27

県は25日、松本市の小学校1校で新型インフルエンザとみられる集団感染が確認され、3年が学年閉鎖したと発表した。県によると、県内で新型インフルエンザによる学校の休業は5月31日以来、約4カ月ぶり。「これから感染が拡大する可能性がある」として、うがいや手洗いなどによる予防を呼び掛けている。

 県松本保健所によると、24日に3年生42人のうち12人が発熱や頭痛などの症状を訴え、11人が欠席。2人から検体を採取して調べ、新型インフルエンザと確認した。学年閉鎖は25日のみ。

 同保健所は、管内のほかの学校から集団感染の報告はないとしている。国立感染症研究所(東京)によると、全国では今月5~11日に千葉県の1校が休校、茨城県などの8校が学年・学級閉鎖。同12~18日は福岡市の1校が休校、東京都などの6校が学年・学級閉鎖している。

 10月1日に新型と季節性を組み合わせたインフルエンザワクチンの接種が始まる予定で、県は今月30日に接種が受けられる県内の医療機関を公表する。

 【信濃毎日新聞】

インフル定点、2週連続で微増

2010/09/26

国立感染症研究所感染症情報センターのまとめによると、全国のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数が、9月13-19日の週は0.05で、2週連続で前週から0.01ポイント増えた。
  定点当たり報告数を都道府県別に見ると、沖縄(0.78)が最多で、以下は福井(0.16)、千葉(0.14)、福島、静岡、山口、長崎(各0.13)などと続いている。

 【医療介護CBニュース 】

タミフル耐性株、新薬効かず…新型インフル

2010/09/23

新型インフルエンザウイルスのうち、治療薬タミフルに耐性を持つものは、今年1月に製造販売が承認された新薬ラピアクタ(一般名・ペラミビル)にも耐性を持つことが、国立感染症研究所の研究でわかった。

  感染研の小田切孝人・インフルエンザウイルス研究センター第1室長によると、昨シーズンに国内で流行した新型ウイルス6915株のうち75株(約1・1%)が、タミフルが効かない耐性株だった。この75株を調べたところ、すべてラピアクタにも耐性があった。別の治療薬リレンザに対しては、どの株も耐性がなく、投薬の効果がみられた。米疾病対策センターの調査でも、米国の新型ウイルス6781株中64株(約0・9%)がタミフル耐性で、すべてラピアクタにも耐性を持っていた。ウイルスに働く仕組みが互いに似ているためとみられる。

 【読売新聞】

インフルでの休校など、2校減の7校

2010/09/22

インフルエンザの流行のために休校、学年閉鎖、学級閉鎖のいずれかの措置を取った学校数が、9月12-18日の週は7校だったことが22日、厚生労働省のまとめで分かった。前週の9校から2校減った。

  7校の内訳は、休校が前週と同じ1校(福岡県)、学年閉鎖が前週から3校減の2校(共に茨城県)、学級閉鎖が1校増の4校(東京都2校、栃木県、千葉県各1校)だった。

 【医療介護CBニュース】

タイ、豚インフルエンザ3人死亡

2010/09/22

先週豚インフルエンザで3人が死亡し、338人の感染者が確認された。今年度の感染者数は11154人。死者数は昨年流行開始以来66人。

H1N1感染死亡者は111人【インド】

2010/09/21

インドでは先週19日までの1週間でのH1N1インフルエンザによる感染死者数は111人だった。WHOのによるとこれにより、豚インフルエンザによる犠牲者は昨年6月中旬から2427人に上った。 
  死者数の内訳は、マハラシュトラ州が42人、グジャラト州が29人、マディヤ・プラデーシュ州が14人、デリーが10人、ウター・プラデーシュが3人、等となっている。 
  先週だけで確認されたH1N1感染者数は1038人。

 【Net Indian News】

パンデミック映画「感染列島」、間もなく中国で公開

2010/09/21

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日本映画「感染列島」が10月4日より中国で公開される。パンデミック(感染爆発)の恐怖を描いた同作は、中国でも注目を集めそうだ。
 2009年1月に日本公開された「感染列島」。未知のウイルスが日本を襲い、それが未曾有のパンデミックを引き起こす様を描く。2008年のカンヌ国際映画祭に出展され話題となり、世界20数カ国から配給オファーを受けた注目作だ。

  最前線の病院でウイルスに立ち向かう医師を妻夫木聡が、世界保健機関(WHO)から派遣されたウィルス感染症の専門家を檀れいが演じる。新型肺炎(SARS)、新型インフルエンザなどが社会問題化し大規模な対策が実施された中国だけに、他国以上のリアリティをもって受け止められそうだ。

 【RECORD CHINA】

近い将来、変異インフルウイルス誕生の可能性!?

2010/09/19

ニュージーランドの研究チームが多数の人々がパンデミックインフルエンザH1N1と季節性インフルエンザH1N1(ソ連型)の両方に同時感染していたことから、近い将来新規変異インフルエンザ株が出現する可能性を警告している。
  同一の人で2種類のインフルエンザウイルスが感染しているのが確認されたのは初めてである。
  研究チームは、同一細胞内にパンデミックインフルエンザウイルスとタミフル耐性H1N1ウイルス(ソ連型)が感染した場合、パンデミックウイルスにタミフル耐性遺伝子が輸入される危険性を指摘している。

 【Life Scientist】