新型インフルで2歳女児が死亡
2010/09/17
デング熱 大流行の兆し 東南アジアで死者数拡大
2010/09/16
デング熱流行、市を挙げて“撲滅”へ―広東省東莞市
2010/09/16
「国営企業は年5000社が倒産」元国資委主任【中国】
2010/09/16
家きんでのH5N1発生数は増えている
2010/09/16
インフルエンザ発症者増加で病棟が溢れる【香港】
2010/09/15
少なくとも香港の5箇所の公立病院での占有がここ7日間で100%に達した。
Prince of Wales Hospital(英国皇太子病院)では、9月5日から51歳~71歳の4人が病棟内で感染しため、整形外科病棟を閉鎖した。
ヘルスプロテクションセンターは、7月に患者が増加し始めた以降ここ数週間で高水準になったと伝えた。これは、香港がまだ夏のインフルエンザのピークであることを示しているという。
同センターは、毎週インフルエンザ関連の入院率情報を更新している。
またスポークスマンは、インフルエンザ関連の入院率のレベルでは、この数週間と昨年夏のインフルエンザシーズンは同じような動きをしている。しかし想定内範囲だとしている。今後も状況をモニターし続けると同時に、過密状態によって打撃を与えられている病院内の看護婦とサポートスタッフを増やすと伝えた。
スポークスマンによると、一般的に小児病棟の稼働率は9月の最初の2週間はおよそ80%だった。今週に入り95%になったという。 未確認レポートでは、Nethersole病院の小児病棟の稼働率は100%、Yan Chai病院では、90%。
同センターは、9月1日よりインフルエンザ患者の児童を18の学校から、78人迎えいれている。
9月8日に3歳児がH1N1で無くなったあと、1校では7日間のクラス閉鎖をした。
【The Standard】
「多剤耐性菌」の脅威は院内だけじゃない!!市中感染型も
2010/09/14
多剤耐性菌「NDM1」爆発感染の恐れ、抗生物質乱用と専門家警告―中国
2010/09/14
「NDM1」は、当初インドなど南アジア諸国で発生したとされる、抗生物質が効かない多剤耐性菌で、これまでに世界で200人が感染した。
鐘南山氏によると、「NDM1」は抗生物質の乱用が原因。同氏は「中国は抗生物質の乱用が世界で最も深刻な国だ。NDM1のパンデミックが起きれば、中国の被害が最も大きい地域になるだろう」と話している。
鐘氏によると、中国の大病院で使われる医薬品のうち、半分近くが抗生物質だ。普通の風邪やウイルス性感冒でも抗生物質を処方するのが当たり前になっている。このほか、中国の農業、漁業での抗生物質の大量使用も多剤耐性菌の増加につながっているという。
中国では抗生物質の原材料を毎年21万トン製造し、1人あたりの年間消費量は米国人の10倍。しかし、本当に抗生物質が必要な患者は2割に満たない。
【RECORD CHINA】
【茨城】インフルエンザで今季初の学年閉鎖
2010/09/13
県保健予防課によると、現在、新型インフルエンザかどうかウイルスを解析している。患者の中に入院するなどの重症者はいないという。例年、県内で学級・学 年閉鎖の措置が初めてされるのは10~11月ごろで、新型インフルエンザが流行した昨年は8月だった。県は手洗いやうがいの徹底を呼びかけている。
【毎日JP】
【インド】11人が豚インフルエンザで死亡
2010/09/13
【Hindustan Times】
【インド】豚インフルで2人の死者、総死者数44人
2010/09/13
【BreakingNewsOnline】
繰り返す菌の“進化”衛生管理で予防を 多剤耐性菌
2010/09/12
Q 耐性菌はなぜ出現するのか
A やみくもに抗菌薬を使ったりするなかで、抗菌薬に耐性を持った菌が生き残って広がっていったと考えられている。ある細菌が耐性をつけると、その性質に効く薬が開発されてきた。しかし、細菌がさらに耐性をつけるという、イタチごっこが続いている。
Q 多剤耐性アシネトバクター(MRAB)は、いつごろから広がったのか
A 2000年ごろから欧米で広がり始め、国内では一昨年から今年にかけて福岡大病院や愛知医科大病院などで確認された。韓国や米国など海外から持ち込まれたケースがほとんどだが、帝京大病院のケースは海外との関係が不明だ。
Q 多剤耐性緑膿菌によるとみられる死亡例も出た
A 緑膿菌は土や水中にいる一般的な菌。それが抗菌薬に対する耐性を持った。医療器具や水回りを介して感染する。健康な人には無害だが、免疫力が低下した人が感染すると重症化することもあり、院内感染の原因になってきた。
Q 独協医科大病院では新型の耐性菌が見つかったというが?
A 抗菌薬を分解するNDM1という遺伝子を持った、新型の耐性大腸菌だ。2009年に初めて確認された。インドやパキスタンの医療機関から欧米に広がり、ベルギーでは死者も確認されている。
Q 新型の大腸菌は危険なのか
A MRABや多剤耐性緑膿菌と異なり、これらの菌は健康な人でも膀胱(ぼうこう)炎を起こしたり、まれに血液に入って菌が全身の血液をめぐる敗血症を 起こすことがある。大腸菌と同じように人間の腸内にいて、毒性が強い赤痢菌などがNDM1遺伝子を獲得した場合には深刻な被害が懸念される。
Q 九州大病院ではKPCという遺伝子を持った耐性肺炎桿菌が見つかった
A KPCはNDM1と同じように抗菌薬を分解する遺伝子。欧米で広がっており、国際的に動向が注目されている。
Q 耐性菌の予防方法は?
細菌は主に接触することで感染する。院内感染を防ぐには、手洗いの励行や湿った場所の衛生管理、トイレや汚物室の消毒、さらに人工呼吸器や点滴の消毒などの対策が極めて重要だ。
【産経新聞】
インフルエンザで学年閉鎖 【静岡】
2010/09/11
県では本格的な流行はまだ先だが、学校を通じて児童・生徒に手洗いやうがいの励行を呼び掛けている。
【産経新聞】
鳥インフルエンザ 鳥から豚、豚からヒトへ【香港】
2010/09/11
WHOは豚インフルエンザの流行は収まったとしているが、香港在住インフルエンザ国際権威であるロバートウェブスターは、ウイルスが鳥から豚へ、豚からヒ トへの経路で循環することが可能であり、一触即発の状態だという。鳥インフルエンザが早晩大流行するであろうと警告している。
【東邦日報】
ダニでアナプラズマ病感染か…各地で33人以上死亡=中国
2010/09/10
症状は高熱、全身の痛み、吐血、下痢など。血小板や白血球の減少も著しい。死亡者の場合、発症から10日程度で亡くなるケースが多い。直接の死因は多臓器不全という。医療関係者が自分で普通の風邪と判断して、手遅れになったケースもあった。
アナプラズマ病(ヒト顆粒球アナプラズマ症)は、細菌の1種であるアナプラズマによって感染する人獣共通感染症のひとつ。マダニが媒介する。世界的に初めて報告があったのは1994年で、病原体は1996年に確認された。中国では2008年に人-人感染も発生した。
中国では過去数年に安徽・湖北・河南・山東・黒龍江・内モンゴル・新疆・天津・海南・四川・雲南・江蘇の各地で発生。江蘇省では過去半年に13人が発症 し、うち4人が死亡。山東省では7月14日までに11人が死亡した。現在の南省南東部の信陽市を中心とする流行では18人が死亡。以上を合計し、中国では 最近になり33人以上が死亡したことが確実だ。
同病を媒介するダニは、丘陵の草むらなどに潜むが、特に茶葉の裏側に隠れて、通りかかる人や動物に移って血を吸う。信陽市も茶の生産が盛んで、茶を栽培 する農民が、足をダニにかまれることが多い。今のところ、予防薬などはないが、ダニ駆除や潅木の伐採、畜舎を清潔に保つなどで、感染率を下げるために有効 という。河南省の衛生部門は農家に対する指導を始めた。
ダニにかまれた場合には、無理に皮膚から引き抜こうとすると傷口が拡大して、かえって感染の危険が高まる。エチルエーテルや灯油、草や蚊取り線香の煙などで、ある程度の時間をかけてダニを麻痺(まひ)させた上で除去し、病院で診察を受けるべきという。
【CHINA NET】
【香港】3歳少年がA/H1N1で死亡
2010/09/10
【The Standard】
【ニュージーランド】豚インフルエンザ1人死亡
2010/09/10
【Radio New Zealand】
新型耐性菌、「中国はパンデミックを全力で回避」
2010/09/10
中国では以前から抗生物質の乱用が問題視されており、新型耐性菌への感染が本格的に流行し始めた場合、「中国はパンデミックになる」と警告する専門家もい る。同部はこうした状況を防ぐため、全国の医療機関に対し、抗生物質を規定に沿って正しく処方するよう指導を徹底していくとしている。
すでに各医療機関では免疫力が低下した患者や重症患者、感染症の既往歴がある患者などを対象に細菌検査を実施しているほか、検査の結果が陽性だった場合は12時間以内に同部のモニタリングネットワークに報告するよう義務付けられた。また、院内感染の防止対策も強化された。
新型の耐性菌は「NDM1」(ニューデリー・メタロベータ・ラクタマーゼ1)という遺伝子を持ち、ほとんどの抗生物質が効かないため「スーパー耐性菌」と 呼ばれている。中国では抗生物質の年間の1人あたり消費量は米国の10倍に上るが、処方された患者のうち本当に必要だった患者はわずか20%未満と報告さ れている。
【新華網】
厚労省のパンデミック対策への懸念
2010/09/09
昨年の新型インフルエンザ流行の際、日本政府はパンデミック(感染症の大流行)対策でもっとも重要なワクチン供給に後れを取った。だが、このようなことが 起きた原因についての検証も十分でなく、再発防止しようという方針もみられない。パンデミックは、いつまた起きるかわからない。政府は、こうした失敗を繰 り返さないといえるのだろうか。
例年の「季節性」インフルエンザ・ワクチンの国内製造量は年間約2500万本(1本1ミリリットル換算)。つまり1回0.5ミリリットルとして約5000 万回分だ。昨年「新型」が発生したとき、「新型」と「季節性」の両方のワクチンを作る必要に迫られたが、急に製造ラインを増やすことはできない。一方、 「新型」ワクチンの需要は全国民分といってもよいほど膨大なため、十分な「量の確保」と「迅速な供給」が、政府の大きな課題であった。
当初、厚生労働省の発表では、国民の1割強分しか供給しない予定だったが、舛添厚生労働相(当時)が、8月下旬に国内産に輸入分を加えて「6000万人から7000万人分のワクチンは確保できると思う」との見通しを示し、国民のほぼ半数分の量の確保にメドを付けた。
だが、9月の政権交代とともに生じた政治の空白期以降、厚労省の動きは遅かった。流行ピークだった10月、11月、多くの人々が不安を抱え、ワクチンを打 ちたいと思っていた時に、厚労省が供給したのは国内産ワクチンだけ。それも10月に人口の0.9%、11月に人口の3.9%分に過ぎなかった。ちなみにほ ぼ同時期に流行ピークを迎えたカナダでは、10月に人口の17%、11月に人口の37%分を供給した。
日本で輸入ワクチンが供給され始めたのは、なんと翌年の2月12日だった。すでに流行ピークも過ぎ、弱毒性だという認識が広まっていたため、ワクチンを打ちたいと考える人は少なく、結果的に輸入ワクチンは余ることになった。
なぜ供給までに時間がかかったのか。舛添前厚労相退任後のワクチン承認プロセスは遅く、その経緯をみると、厚労省が真剣に輸入しようとしていたのか疑いた くなるような不透明な点があった。国立感染症研究所(感染研)は、輸入ワクチンの承認に際し、輸入ワクチンをモルモットに投与したら死んだというデータを 発表した。だがその試験方法には問題があるといわざるをえない。体重約50キログラムの人間でも0.5ミリリットルしか接種しないのに、体重約400グラ ムのモルモットに人間の10倍量を投与したのだ。1250倍もの大量投与である。
ドイツ当局は、メーカーから見解を求められ、この結果はワクチンの異常毒性によるものではなく、不適切な評価方法を使ったためだと回答している。海外では 既に、少なくとも4480万回分もの人間への使用実績があったワクチンだ。厚労省寄りの委員が多い薬事・食品衛生審議会薬事分科会でも、さすがに「この結 果は無視していい」と指摘され、ようやくワクチンは承認された。このような不適切な発表をして、輸入ワクチンは危険であるかのような誤った印象を世間に広 げたことを、厚労省はどう考えているのだろうか。
この発表をした感染研は、厚労省が人事権をもつ組織であり、自らワクチンの開発も行っている。その感染研が、国内で使われるワクチンの承認プロセスにも関 わっているのだ。輸入ワクチンがなかなか承認されなかったのは、国内メーカー4社が独占しているインフルエンザ・ワクチンのマーケットに、輸入ワクチンが 流入するのを防ぎたいという意図が働いたためではなかったのか。厚労省は、「国産ワクチン生産能力向上」のため、21年度2次補正予算で950億円の補助 金を国内メーカーに振り分ける方針も示している。厚労省は、国民の命を守るよりも、国内メーカー保護のための護送船団行政を続けようというのだろうか。
【ウォール・ストリート・ジャーナル】
【韓国】新型インフルエンザ死亡者71人、再流行
2010/09/09
8日ハンナラ党シン・サンジン議員(京畿城南ミッドフィールド)が、疾病管理本部と健康保険審査評価院から提出させた資料を分析した結果によると、昨年と今年全263人が新型インフルエンザで死亡し、この中の71人は今年死亡したことが分かった。
【韓国】