NEWS新着情報

インフルエンザ流行警報を発令します!

2016/02/09

現在、インフルエンザの患者報告数が増加しています。
 神奈川県内では、第4週(1月25日から1月31日まで)のインフルエンザの定点※当たりの患者報告数が「31.64」となり、流行警報レベルの基準値となる「30」を超えました。
 前シーズンでは第52週(12月22日から12月28日まで)の時点で流行警報レベルに達しており、今シーズンは1か月ほど遅くなっています。
 今後、更なる報告数の増加が予想されます。手洗いや、せきエチケットの徹底など感染予防と感染拡大の防止に努めましょう。
※ インフルエンザについては、県内346か所の医療機関を定点として指定し、週1回患者数が報告されます。

○ 県内のインフルエンザ発生状況(シーズン別)

県内のインフルエンザ発生状況

   定点当たり報告数が10以上の場合に「注意報レベル」、30以上の場合に「警報レベル」となります。

○ 地域別インフルエンザ発生状況

  地域別インフルエンザ発生状況

(参考)
○ ウイルス分離・検出状況 (国立感染症研究所)

ウイルス分離・検出状況

 インフルエンザの分離・検出状況では、本県においてはA/H1pdm09型が59.7%、A/H3型が14.5%となり、A型が多く検出されています。

県民の皆様へ

インフルエンザの予防のためには

○ せきエチケット

 せきやくしゃみが出る時は、人にかからないようにマスクをするなどの、せきエチケットを徹底しましょう。

 ○ 手洗い

 手洗いは、感染予防の基本です。外から帰った時など、流水・石鹸でこまめに手洗いをしましょう。

○ ワクチンの接種

 インフルエンザワクチンには、感染後に発病する可能性を下げる効果と、インフルエンザにかかった場合の重症化を防止する効果があると報告されています。ワクチン接種による効果が出現するまでに2週間程度要することから、接種を希望される方はできる限り早く接種しましょう。

○ その他の注意点

・ 乾燥を避けて、適度な湿度(50から60%)を保ちましょう。
・ 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。
・ 人混みへの外出を控えましょう。

インフルエンザにかかったら

・ 早めに医療機関を受診しましょう。
・ 安静にして休養をとり、十分に水分補給をしましょう。

【参考ホームページ】

○ インフルエンザの発生状況
神奈川県衛生研究所 感染症情報センター
http://www.eiken.pref.kanagawa.jp/003_center/03_center_main.htm


【神奈川県】

インフルエンザ流行ピーク!トリプル感染に注意・・・3タイプが同時蔓延

2016/02/09

インフルエンザの感染が急速に拡大している。1月24日(2016年)までの1週間で推定52万人が新たに感染し、前週の約25万人から2倍になった。暖冬で例年に比べて流行が遅れていたが、1月半ばからの冷え込みで一気に広がり、3月にかけてが流行のピークだという

A香港型、B香港型、H1N1型

   今シーズンのインフルエンザはトリプル連続感染の恐れあるという。A香港型・B型に加え、A香港型の一種であるH1N1型の3種類が一緒に流行している。「みやの子どもクリニック」の宮野孝一院長は「春先にこれでおしまいという頃にB型が流行するのが一般的なパターンですが、今年は流行が遅く始まったために同時に来ています」と指話す。

   症状はいずれも38度以上の発熱、頭痛、のどの痛みと似ており、いったん治っても次々連続して感染して長引くケースがあるという。すでに2回感染した患者がいたという「杉並堀ノ内クリニック」の粂川好男院長は、「治った後しばらくは免疫力、抵抗力が落ちるので、別のインフルエンザにかかりやすいんです」と注意を呼び掛けている。
【J-CAST ニュース 】

インフルエンザ患者 推計107万人に

2016/02/09

先月31日までの1週間に、全国の医療機関を受診したインフルエンザの患者は推計で107万人に上ることが国立感染症研究所の調査で分かり、専門家は患者はさらに増えるとして手洗いなど対策の徹底を呼びかけています。
国立感染症研究所によりますと、先月31日までの1週間に全国およそ5000の医療機関を受診したインフルエンザの患者数は、1医療機関当たり22.57人と前の週の2倍に増えました。また、これを基に推計した全国の患者数は107万人と、今シーズン初めて1週間あたりの患者数が100万人を超えました。

流行状況を示す1医療機関当たりの患者数を都道府県別に見ますと、新潟県が最も多く39.44人、次いで沖縄県が34.29人、福岡県が31.88人、神奈川県が31.64人、埼玉県が30.3人などとなっています。また、全国28の都道府県で、大きな流行が起きているおそれを示す「警報レベル」を超える患者数の地域が出ています。

一方、今シーズン、これまでに検出されたウイルスは、7年前に「新型インフルエンザ」として流行したH1N1型ウイルスが全体の半数を占めて最も多く、次いでB型が3割、A香港型が2割となっています。

感染症の問題に詳しい東北大学の押谷仁教授は「患者数は増え始めているが、まだピークの状況には達しておらず、今後、さらに増える可能性がある。手洗いやマスクの着用、それに今からでもワクチンの接種をして対策を徹底することが望ましい」と話しています。
【NHK NEWS WEB】

中国・鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例発生(家禽との接触にはご注意下さい。)

2016/02/09

1.鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例
(1)中国における鳥インフルエンザA(H7N9)について、2015年12月、新たなヒト感染例が報告されました。中国の国家衛生・計画生育委員会(NHFPC)は、同年9月以降12月までの鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染例について、次のとおり公表しています。
 2015年 9月 感染者報告数 2例 うち死亡 0人
    同年10月 感染者報告数 2例 うち死亡 0人
    同年11月 感染者報告数 2例 うち死亡 1人
    同年12月 感染者報告数10例 うち死亡 3人
(2)また,2016年1月19日付けで公表された世界保健機関(WHO)の情報によれば、同年1月11日にNHFPCはWHOに対し、新たに死者3人を含む鳥インフルエンザA(H7N9)感染者10人が検査で確認されたことを報告しました。同報告では、感染者のうち、1人は医療従事者で、感染者全員が生きた家禽との接触機会がありました。なお,感染発生地域は以下の通りです。
浙江省(6人)、江蘇省(2人)、広東省(1人)、江西省(1人)。
(3)つきましては、例年冬期中に鳥インフルエンザA(H7N9)の増加が報告されておりますので、中国への渡航を予定している方及び既に滞在中の方は、在中国大使館及び各総領事館等のホームページなどから最新の関連情報を入手し、以下2.を参考に十分な感染予防に努めてください。

2.鳥インフルエンザA(H7N9)について
(1)感染源
 鳥インフルエンザにかかった鳥の羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、その鳥のフンや内臓に触れてウイルスに汚染された手から鼻へウイルスが入るなど、人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、ごくまれに感染します。
(2)症状
 これまでに海外で報告されたところでは、多くの患者で発熱や咳、息切れに加え、重症の肺炎が見られました。ただし、この病気についてはまだ限られた情報しかありません。
(3)予防
 鳥インフルエンザA(H7N9)に対する一般的な予防策は以下のとおりです。
 ●休息、栄養を十分に取り、体に抵抗力をつける。
 ●手指等の衛生保持に心掛ける。
 ●咳やくしゃみの症状がある患者とは、可能な限り濃厚接触を避ける。
 ●温度の変化と乾燥しすぎに注意する。
 ●高熱、咳、呼吸困難等の症状が見られた時は、適切なタイミングで専門医の診断を受ける。
 また、鳥インフルエンザA(H7N9)の特徴及び上記に追加する具体的予防策は以下のとおりです。
 ●生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
 ●死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
 ●鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
 ●手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。
 ●外出する場合には、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がける。
 ●呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。

 内閣官房(新型インフルエンザ等対策)
  http://www.cas.go.jp/jp/influenza/about_h7n9.html
 鳥インフルエンザ(H7N9)について(厚生労働省)
  http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/h7n9.html
 中国国家中国国家衛生計画生育委員会
  http://www.nhfpc.gov.cn/zhuzhan/index.shtml
 WHO:Avian influenza A(H7N9) virus
  http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/influenza_h7n9/en/

(問い合わせ窓口)
 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関連課室連絡先)
 ○外務省領事局政策課(海外医療情報)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5367
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
        (携帯版)  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp

(現地公館等連絡先)
 ○在中国日本国大使館
 (管轄地域:北京市,天津市,陝西省,山西省,甘粛省,河南省,河北省,湖北省,湖南省,
         青海省,新疆ウイグル自治区,寧夏回族自治区,チベット自治区,内蒙古自治区) 
  住所(領事部):北京市朝陽区亮馬橋東街1号 
  電話:(市外局番010)- 8531-9800(代表,)
   (市外局番010)-6532-5964(邦人援護)
    国外からは(国番号86)-10-8531-9800(代表),
   (国番号86)-10-6532-5964(邦人援護) 
  ホームページ:http://www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm
○在広州日本国総領事館
 (管轄地域:広東省,海南省,福建省,広西チワン族自治区)
  住所:広州市環市東路368号花園大厦
  電話:(市外局番020)-83343009(代表),
   (市外外局番020)-83343090(領事・査証)
    国外からは(国番号86)-20-83343009(代表),
   (国番号86)-20-83343090(領事・査証)
  ホームページ:http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/
○在上海日本国総領事館
 (管轄地域:上海市,安徽省,浙江省,江蘇省,江西省)
  住所:上海市万山路8号 
  電話:(市外局番021)-5257-4766
   国外からは(国番号86)-21-5257-4766 
  ホームページ:http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/
○在重慶日本国総領事館
 (管轄地域:重慶市,四川省,貴州省,雲南省)
  住所:重慶市渝中区鄒容路68号 大都会商廈37階
  電話:(市外局番023)-6373-3585
    国外からは(国番号86)-23-6373-3585
  ホームページ:http://www.chongqing.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm
○在瀋陽日本国総領事館
 (管轄地域:遼寧省(大連市を除く),吉林省,黒龍江省) 
  住所:瀋陽市和平区十四緯路50号
  電話:(市外局番024)-2322-7490
    国外からは(国番号86)-24-2322-7490
  ホームページ:http://www.shenyang.cn.emb-japan.go.jp/
○在瀋陽日本国総領事館大連領事事務所
 (管轄地域:大連市) 
  住所:大連市西崗区中山路147号 森茂大廈3F 
  電話:(市外局番0411)-8370-4077
    国外からは(国番号86)-411-8370-4077
  ホームページ:http://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/jp/index.html
○在青島日本国総領事館
 (管轄地域:山東省) 
  住所:青島市香港中路59号 国際金融中心45F
  電話:(市外局番0532)-8090-0001
    国外からは(国番号86)-532-8090-0001
  ホームページ:http://www.qingdao.cn.emb-japan.go.jp/jp/index.html
○ 在香港日本国総領事館
  住所:46 - 47/F, One Exchange Square, 8 Connaught Place, Central, Hong
      香港中環康楽広場8号交易広場第一座46楼及47楼
  電話:2522-1184
    国外からは(国番号852) 2522-1184
  ホームページ: http://www.hk.emb-japan.go.jp/jp/index02.html
【外務省 海外安全ホームページ】

外務省、中国・鳥インフルエンザのヒト感染症例でスポット情報

2016/02/09

                               

外務省は中国で鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染の症例が発生したことから、海外安全ホームページにおいて、2016年2月1日付でスポット情報を発出した。

 

中国で新たなヒト感染例が報告されたのは2015年12月。中国の国家衛星・計画生育委員会(NHFPC)では2015年9月以降、感染者報告数は計16例、死亡は4人で、このうち12月は感染者数が10例、死亡が3人と多い。

世界保健機関(WHO)の情報によると、2016年1月11日には新たに死者3人を含む鳥インフルエンザA感染者が10人確認された。感染発生地域は浙江省(6人)、江蘇省(2人)、広東省(1人)、江西省(1人)。感染者のうち1人は医療従事者で、全員が生きた家禽との接触する機会があったという。

 

外務省では例年冬期に鳥インフルエンザAの増加が報告されているとし、中国への渡航や滞在中の人は十分な感染予防に努めるように呼びかけている。

 

なお、海外安全ホームページ上の同ページでは、鳥インフルエンザAの感染源や症状、予防方法などを紹介。具体的な予防策としては、生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立ち入り、死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触、鶏の排せつ物に汚染だれたものとの接触を避けるようにするほか、外出時は人込みを避け、人込みではマスクをすることなどを案内している。

【トラベルボイス】

鳥インフル感染で死者 中国湖南省 上海や広東、福建両省でも感染確認

2016/02/09

 新華社電(英語版)によると、中国湖南省で4日、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染した男性(48)が死亡した。

 男性は湖南省永州在住。3日、体調不調を訴え病院で治療を受けたところ、感染が確認された。

 新華社電は、湖南省で今年に入って5例のH7N9型の感染が確認され、うち2人が死亡、3人が治療中と報道。上海や広東、福建両省でも感染の確認が伝えられているという。

【産経ニュース】

インド企業「世界初のジカ熱ワクチン」開発中と発表

2016/02/09

 

インドの製薬会社が3日、世界初のジカ熱ワクチンの開発を進めていると発表した。世界保健機関はこの2日前、ジカウイルスの急速な感染拡大に対し、世界的な緊急事態を宣言した。

 この会社は、南部の都市ハイデラバードに本拠を置くワクチン製造会社のバラト・バイオテック。1年間にわたり開発を進めてきた2種類のワクチンは、動物を使って安全性や有効性などを調べる前臨床試験を行う準備が整っているという。

 現在のところ、蚊が媒介するジカウイルスに対する有効性が証明されたワクチンは存在しない。中南米では、同ウイルスが全域に拡大しており、脳に障害のある新生児急増の原因とされている。

 バラト・バイオテックの法務・知財部門を統括するラジャルシ・ダスグプタ氏は、AFPの取材に「わが社は世界で初めて、ジカウイルスワクチンの国際特許を申請した」と述べ、申請したのは1年前だと付け加えた。

 WHOは、頭部が異常に小さい新生児が生まれる「小頭症」の多発とジカ熱との関連が「強く疑われる」として、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。

 インド医学研究評議会のソーミャ・スワミネイサン会長によると、同評議会はバラト・バイオテックに対し、ワクチンに関する科学的な詳細情報を提供するよう要請したという。

 スワミネイサン氏は、AFPの取材に「ワクチン開発を進める手助けができるかどうかを確かめるために、同社に連絡して詳細に関する説明を依頼した」と語った。

 匿名を希望し取材に応じたバラト・バイオテックの上級研究員は、世界規模の感染拡大を受けて、研究開発プロセスを迅速化していると述べたが、臨床試験や発売時期などについての具体的な計画は明らかにしなかった。

 バラト・バイオテックによる発表の前日には、仏製薬大手サノフィのワクチン部門サノフィ・パスツールが、ジカウイルスに対するワクチンの研究開発に着手すると発表していた。

 インドではこれまでにジカ熱への感染者は報告されていないが、タイとインドネシアでそれぞれ1人の感染が報告されている。また米国の保健当局は、テキサス州で性感染によるジカウイルス感染が確認されたと発表した。

【AFPBB News】




インフルエンザ患者急増、警報値超え 越谷市、マスク着用を呼び掛け

2016/02/09

 越谷市は4日、インフルエンザの1週間の平均新規患者数が、国の定める警報の基準値30人を超える36・46人を記録したと発表した。

 市によると、今年1月から、インフルエンザは流行の兆しを見せており、今年第3週(1月18~24日)の患者数は127人だったのに対し、第4週(同25日~31日)は定点医療機関13カ所の新規患者が計474人で急増した。

 市は拡大の恐れがあるとして、手洗い、マスクの着用、くしゃみをほかの人に向けて発しない、人ごみを避けるなど予防を呼び掛けている。

 相談窓口は市保健所保健総務課(電話048・973・7531)か市民保健課(電話048・978・3511)へ。


【埼玉新聞】

H1N1型インフルエンザで夫婦死亡 中国甘粛省

2016/02/09

 甘粛省白銀市で夫婦一組がH1N1型インフルエンザを発症し、相次いで死亡した。夫婦の周囲の3名にも症状が見られている。

 同省保健当局2日の発表によると、この夫婦は入院したものの、呼吸器不全、多臓器不全により1月29日と31日に相次いで死亡した。病院はH1N1型インフルエンザと確定した。

 医療関係者や夫婦の親族、友人など患者と接触した112人のうち、3人にインフルエンザの症状が見られ、うち2人は既に完治したが、1人は軽い症状があり現在療養中。

 症状は、通常のヒトインフルエンザの症状と同じようなもので、発熱、咳、のどの痛み、体の節々の痛み、頭痛、悪寒、疲労感などがみられる。世界的流行を起こしたスペインかぜのウイルスはH1N1の変異株であるが、死亡率の低い低病原性のH1N1は現在世界中に広く分布している。国立感染症研究所の昨年5月の発表によると、日本国内では2009年10月から感染例が報告されていない。


【Epoch Times in Japan】

米テキサス州で性的接触によるジカ熱の感染例を確認

2016/02/09

 

 米テキサス州保健当局は2月2日、感染者との性的接触によって、ジカ熱(ジカウイルス感染症)に感染した1例を確認した。テキサス州ではこの1例も含め、8人の感染者が確認されているが、うち7例には流行地への渡航歴があり、帰国後にジカ熱と診断された輸入感染例だった。

【Nikkei BPnet】

 

ジカ熱 24の国と地域で感染確認 WHOが公表

2016/02/01

WHO=世界保健機関は、ジカ熱の国内での感染が確認されている国や地域を公表し、渡航する人には長袖のシャツなど着て蚊に刺されないよう注意を呼びかけるほか、妊婦に対しては特に慎重に対応するよう促しています。
WHOのホームページによりますと、確認された国と地域は24に上り、南米のブラジル、パラグアイ、コロンビア、カリブ海諸国のドミニカ共和国、バルバドス、そして、中米のメキシコやエルサルバドルなど、広い範囲にわたって感染が広がっています。
一方、こうした国や地域を訪れて、その後、本国に帰って感染が見つかったケースも相次いでいて、各国は警戒を強めています。
このうち、カナダの保健当局は29日、4人のカナダ人の感染を確認したと発表しました。詳細については明らかにしていませんが、4人はいずれも妊婦ではなく、南米のコロンビアや中米のエルサルバドルへの渡航歴があったということです。
また、アメリカでは28日、CDC=疾病対策センターが、昨年以降、中南米から帰国した31人が旅行先で感染していたことを明らかにしたうえで、「アメリカ国内でも限定的な流行が起こる可能性がある」と警鐘を鳴らしました。
このほか、イギリスでは3人、ドイツでは5人が、中南米から帰国したあとに感染が確認されたと、当局が発表しています。
【NHK NEWS WEB】

インフルエンザ患者が倍増、先週1週間推計で52万人

2016/02/01

インフルエンザの感染が広がっています。先週1週間の全国の患者数は、推計でおよそ52万人と前の週から倍増したことがわかりました。

 国立感染症研究所によりますと、今月24日までの1週間に全国の医療機関を受診したインフルエンザ患者の数は推計でおよそ52万人と、前の週の23万人から倍増しました。

 年齢別では5歳~9歳がおよそ12万人、0歳~4歳、10歳~14歳、30代、40代がそれぞれおよそ6万人などとなっています。1医療機関あたりの患者の数が多かったのは、都道府県別で新潟県、沖縄県、青森県、千葉県の順となっています。

 厚生労働省は、手洗い、うがいなど、感染予防を呼びかけています。

【TBS NEWS】

ロシア、インフルエンザで100人以上死亡

2016/02/01

ロシアのスクボルツォワ保健相は28日、ロシアでのインフルエンザ流行状況について「27日の時点で107人が死亡した」と発表しました。

 先月からロシア国内の37地域でH1N1型インフルエンザが流行しています。ロシア保健省のデータによると、ロシア全国のインフルエンザ感染者のうち、H1N1型感染者が75%~95%を占めているということです。

 ロシアの医学専門家は「インフルエンザは、さらに拡大する恐れがある。現在、ロシアの学校や幼稚園、病院などでは隔離措置を講じているほか、感染の疑いのある人に対しては外出禁止勧告がでている。各地の薬局では抗ウイルス剤や医療用マスクが品薄になっている」と話しました。


【CRI】


インフルエンザ流行、全国で注意報レベル 感染研発表

2016/02/01

インフルエンザが全国的な流行期に入りました。マスクや予防接種で対策する人が多いでしょう。でも、赤ちゃんはどちらも難しい。どんな予防方法があるのか、専門家に聞きました。

 インフルエンザは、せきやくしゃみ、会話で発生したしぶき(飛沫〈ひまつ〉)に含まれるウイルスが、別の人の気道の粘膜に感染して発病する。国立感染研究所によると、流行の時期は例年12月~翌3月ごろ。今年も、患者数は増えているという。

 「有効な対策は人混みを避けること。でも、どうしても外出が必要な場合は、しぶきを意識して予防して」と、同研究所の感染症疫学センター第三室の多屋馨子室長は呼びかける。

 会話やくしゃみで飛ぶしぶきの距離は、約1~2メートル。エレベーターや電車など、人との距離が近い場所では、ベービーカーの日よけをおろし、赤ちゃんにしぶきがかからないようにするのも対策の一つだ。

 家庭でも、しぶきを意識した対応が必要だ。家族がインフルエンザにかかった場合は、室内でもマスクをつけ、赤ちゃんとは別室で休養させる方が望ましい。しぶきがついた可能性のある床やテーブルは、アルコールで拭くことで、何でも口に入れる赤ちゃんを感染から守れる可能性が高くなる。

 母乳からは感染しないが、授乳時は顔の距離が近づくのでマスクが必要だという。

【朝日新聞】

香港「ワクチン不足」 中国本土からの接種者多数で

2016/01/28

 本土から香港へ、多くの中国人が予防接種を受けに来ている。そのため香港ではワクチンが在庫不足になるという事態が発生している。

 2015年半ばから、香港の病院で「5種混合ワクチン」が不足し始めた。原因は、中国本土から多くの人が香港で予防接種を受けに来ているからだ。

 また、小児用肺炎球菌ワクチン「プレベナー13」の中国での使用許可の期限が過ぎており、新しい申請がまだ承認されていないため、現段階で供給できないというのも大きな要因となっている。

 香港家庭医学専門家の朱偉星医師によると、香港の混合ワクチンの入荷量は700万人の人口を参考にしている。予防接種のために中国本土からどれだけの人が香港へ来るかは、予想が困難であるという。

 子宮頸ガンの予防をする「HPVワクチン」も、中国本土でまだ使用許可が下りていないため、多くの若い女性は香港で予防接種を受けている。

 現在、中国の保険業者は、香港での予防接種を大規模に宣伝しており、中国本土では新たに「ワクチン産業」が流行り始めている。

 中国国内メディアによると、近年、中国本土では偽ワクチンや期限切れワクチンが出回っており、幼児の予防接種による死亡事故が相次いで起きている。

 2015年11月、北京市の生後2カ月の新生児が、予防接種を受けた次の日に亡くなった。

 2014年6月、河南省周口市の生後3カ月の新生児は予防接種を受けた後、体温が上昇した。命に別状はないものの、他の幼児に比べて発達にかなりの遅れが見られた。後の調査で、予防接種に使われたワクチンは期限が半年以上過ぎていた。その他360人以上の幼児に期限切れのワクチンが使用されていたことが明らかになった。

【Epoch Times in Japan 】

欧米でもジカ熱確認、WHOが緊急会合開催へ

2016/01/28

妊婦が感染すると頭の小さい「小頭症」の子どもが生まれる可能性があると指摘される「ジカ熱」の感染が拡大していることを受けて、WHO(世界保健機関)は28日に緊急会合を開くことを決めました。

 これは、CDC(アメリカ疾病管理センター)が27日に公開したジカウイルスの写真です。ジカウイルスを持つ蚊が媒介する「ジカ熱」は、妊婦が感染すると知的障害を伴うこともある「小頭症」の子どもが生まれる可能性があると指摘されています。

 AP通信によりますと、コロンビアでは798件の感染が確認されるなど、中南米を中心に感染の拡大が懸念されています。このほか、ポルトガルでもブラジルから帰国した5人の感染が確認され、アメリカでもニューヨーク州やバージニア州で中南米から帰国した人の感染が確認されたと報じられています。

 こうした事態を受け、WHO(世界保健機関)は、28日、緊急会合を開催し、対策などを話し合うことを決めました。

 ジカ熱をめぐっては、アメリカの医師会からWHOに対し、エボラ出血熱の際に対応が後手に回って感染が拡大した教訓を生かすべきとの声が上がっていました。

【TBS NEWS】

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世界を覆う新ウィルスの恐怖:ジカ熱、拡大止まらず

2016/01/28

ラテンアメリカ全域を覆う感染症への感染例が2件、中米諸国で報告された。中米ではベリーズとコスタリカを除き、感染は報告されていなかった。

ニカラグア政府は27日、国内初のジカ熱発症者が2人確認されたことを発表した。ウィルスの侵入を許した国の数は、これで22カ国となった。

ロサリオ・ムリリオ報道官によれば、発症者は首都マナグア市民で、年齢は23歳と41歳。「容体は基本的に安定している」という。ポータルサイト「ヌエボ・ディアリオ」が伝えた。


同国では29日にジカ熱、デング熱、チクングニア熱対策に関するフォーラムが開かれるという。

ジカ熱は主にサルの間で拡大する感染症だが、蚊を媒介にヒトが感染することもある。症状は比較的軽微。ただ、妊婦が感染すると、新生児に小頭症や、重大な脳機能障害が出るおそれがある。

世界保健機関(WHO)によれば、ジガ熱の感染は南米のブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルー、ウルグアイ、中米のベリーズ、コスタリカ、カリブ諸国のハイチ、ドミニカ共和国、バルバドス、プエルトリコ、仏領サンマルタン、グアドループ、マルティニークなど22カ国に及んでいる。今のところ、ラテンアメリカ以外で唯一感染が確認されたのが、西アフリカのカーボベルデである。

【Sputnik 日本】

県がインフルエンザ注意報発令

2016/01/28

 県は二十七日、定点医療機関あたりのインフルエンザ患者が基準の十人を上回ったため、インフルエンザ注意報を発令した。

 県内十一保健所管内すべてで患者数が伸びており、特に北信、上田管内での届け出数が多い。五~十四歳の患者の増加が著しい。二十四日までの一週間で学級閉鎖や休校、休園措置などを取った小中学校、保育園は三十三施設となっている。

 今シーズンは、例年より一カ月程度流行入りが遅かったが、注意報発令は例年並みに近づいた。今後、流行の加速が懸念されるため、県は手洗いの徹底や十分な睡眠など感染予防を呼び掛けている。

【中日新聞】

東京都、28日にも「インフルエンザ流行注意報」

2016/01/28

都内のインフルエンザの患者が急増し、28日にも『流行注意報』が出ることが分かりました。

 東京都によりますと、インフルエンザに感染した患者数は3週連続で増加していて、今月24日までの1週間では前の週のおよそ3倍にあたる1医療機関あたり11.17人となりました。基準値の10人を上回ったことから、東京都では、28日にも「流行注意報」が出される見込みです。

 都の担当者によりますと、先週からインフルエンザによる学級閉鎖が急激に増えているということで、こまめな手洗い・うがい、マスクの着用など予防対策を徹底するよう注意を呼びかけています。

【TBS NEWS】

タイでMERS感染2例目 患者のオマーン人男性と二次感染の恐れある37人隔離

2016/01/26

タイ保健省は24日、タイを訪れたオマーン人男性(71)が中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスに感染していることを確認し、この男性と二次感染の恐れがある37人を隔離したと発表した。

 男性はオマーンで発熱、せきなどの症状で約1週間入院し、症状が改善しなかったため、22日に空路で来タイした。バンコクの私立バムルンラード病院と国立チュラロンコン大学のウイルス検査でMERS感染が確認され、23日、バンコク郊外のノンタブリ市にあるタイ国立バムラートナラードゥーン感染症研究所に移送された。24日朝の時点で、男性は意識があるという。

 タイ保健省は、男性に同行した親族1人と、男性が搭乗したタイ行きの旅客機の乗客、乗員23人、タクシー運転手1人、ホテル従業員1人、病院職員11人の計37人を、二次感染の可能性が高いとして、14日間隔離するほか、二次感染の可能性がある195人を監視下に置く。

 タイでMERSコロナウイルス感染者が確認されたのは昨年6月に続く2人目。最初の感染者のオマーン人男性はタイでの治療で治癒し、二次感染は確認されなかった。

 バムルンラード病院によると、MERSコロナウイルスは2012年に世界で初めて確認された。元々はコウモリが保菌していたが、やがてラクダに移り、ラクダと接する機会が多いアラビア半島で人への感染が広がった。アフリカ大陸のラクダは保菌しないという特徴がある。潜伏期間は動物から人間が約14日、人から人への二次感染は約5日。

 一般的に健康な人には感染しにくいが、▼感染地域を訪れる▼感染者を診療した病院に入る▼ラクダの皮革製品に触れる――といったリスク要因があると、感染率は高まる。病院は疾病を診療する場であるが、ときとして重大な感染を引き起こす。免疫力が弱まっている人には特に、空気および経口経皮で感染する。一方、院外感染の確率は少ない。

 予防は手洗い、マスク、アルコール消毒といったものが挙げられる。2012年の感染確認以降、ウイルスが強くなるといった異変は確認されていない。また、熱、湿気、紫外線に弱いため、タイはMERSコロナウイルスが広がりにくい環境でもある。

 世界保健機関(WHO)によると、これまでに確認されたMERSコロナウイルス感染者は1626人で、このうち586人が死亡した。

【newsclip】