NEWS新着情報

人口急増の北京市、10年間で200万人減らすための政策実施へ

2011/01/17

長期滞在する出稼ぎ労働者などの流動人口によって人口増に歯止めが利かなくなっている北京市。今後5年間で厳しい人口管理政策を実施することになりそうだ。中国新聞網が伝えた。

 2009年末現在、北京市の人口は1972万人、うち市内に戸籍を持つ人口は1246万人、戸籍を持たない誘導人口が726万人いるという統計が出てい る。この人口数は、国務院が02年に発表した「20年までに人口1800万人に制限」という目標を大きくはみ出しており、目標達成のためには今後10年間 で約200万人減らす必要がある。

 そこで、同市の12次5カ年計画草案に人口抑制に関する項目が盛り込まれた。草案では今後5年で、一部の都市機能を新設するニューシティー地域に移動し て人口の分散を図ること、ローテク産業の調整を行なって中心部への人口流入を防ぐこと、計画生育(一人っ子政策)の管理を強化すること、「居住証」制度を 実施して人口データ管理を強化することなどが記載された。

 市内の政治・経済の中心地とされている西城区は先日、13年に大規模な人口分散を行なうことを発表した。人口密集地域の住民を政府が移転用に建設する住 居に移転させ、その跡地に文化商業施設や医療機関などを作って住民の生活の質を向上させようというものだ。予定では、少なくとも7万5千人が移転すること になるという。移転に対して住民が反発する可能性もあるが、責任者は「それほど大規模なものは想定してない」と強気だ。

ここ2年間は、年60万人ペースで増加しているという北京市の流動人口。増加を食い止めた上で、さらに年間20万人ペースで減らさなければならない現状は厳しいものといえそうだ。

【SEARCH CHINA】

インフルエンザ2県で流行期入り宣言

2011/01/14

長野県は13日、インフルエンザが流行期に入ったと発表した。平成23年第1週(3~9日)の感染症発生動向調査によると、定点観測対象の1医療機関当たりの患者数が流行の目安となる1人を上回って3・28人となったため。

新潟県でも第1週の患者数が前週の0・17人から1・94人に跳ね上がって流行期入りした。

関係機関は手洗いやうがい、マスク着用などによる感染予防の徹底を呼びかけている。

【産経新聞】

インフル患者報告、11週連続で増加

2011/01/13

全国のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数が、昨年12月27日-今年1月2日の週は2.30で、11週連続で増加したことが11日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。前週から0.24ポイント増えた。

都道府県別では、沖縄の9.17が最多で、以下は佐賀(8.23)、長崎(6.29)、北海道(5.68)、福岡(5.01)などと続いており、九州・沖縄地方と北海道で多かった。

警報レベルを超えた保健所地域は2か所(北海道と福岡各1か所)、注意報レベルのみを超えた保健所地域は11か所(長崎3か所、北海道と沖縄各2か所、茨城、埼玉、岐阜、大阪各1か所)で、共に前週から1か所増えた。

【医療介護CBニュース】

上海にカプセルホテル誕生 

2011/01/12

上海で中国初という「カプセルホテル」が登場し、話題を集めている。8年間の日本留学経験をもつ吉林省出身の塔賛さん(32)が、新聞配達など日本でのア ルバイトでためた資金を持ち帰って起業した。「地方から出てくる学生や農民工(出稼ぎ農民)が気軽に利用できるよう、将来は全国の都市部でチェーン展開し たい」と大きく夢を膨らませている。

 1号店の「希泰カプセル旅館」は上海駅と長距離バスターミナルに近い雑居ビルの1階。特注で68個そろえたカプセルは高さ1・1メートル、奥行き2・2 メートルで防火性にも配慮。液晶テレビや読書灯なども備えた“日本式”だ。料金は時間制で1泊でも8時間なら60元(約750円)でOK。15時間以上は 24時間まで88元。シャワーやトイレ、更衣室など日本並みの清潔さだ。

 男性1人客のみ宿泊可能だが、外国人は当局の認可が得られてから受け入れるという。来月開業する。

 塔さんは、文京学院大学大学院(東京)で経営学修士(MBA)を取得して3年前に帰国した。留学中に宿泊した経験などから、カプセルホテル経営に関する リポートを作成したこともあり、中国で新しいビジネスになると思いついたという。「日本で学んだのは成功するまであきらめないこと」と塔さんは話した。

【産経新聞】

中国、重慶市で第1四半期に不動産税導入も

2011/01/12

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中国証券報は10日、住宅価格抑制策の一環として、重慶市が中国で初めて不動産税を導入すると伝えた。

 同紙が重慶市当局者の話として伝えたところによると、重慶市は財政省から不動産税導入について「基本的な」承認を得ており、早ければ2011年第1・四半期に実施される可能性がある。アナリストは、税率が1%前後になるとみている。

 中国では何年も前から不動産税導入に関する議論が交わされてきたが、不動産市場を過度に冷やしかねないとの懸念から実施が見送られてきた。

 しかし、国内メディアによると、中国政府は重慶、上海、北京、深センを含む一部都市で「試験的に」不動産税を導入する考えに傾いていた。

 一方、第一財経日報は10日、重慶で不動産税の対象とされるのは高級住宅に限定され、上海では2軒目以降の住宅の一部に限られる見通しだと伝えた。

 中国証券報によると、政府系シンクタンクである国家情報センターは「不動産税を導入する時期は熟しており、できるだけ早急に実施すべきだ」との考えを表明した。

 共産党機関紙の人民日報も「全般的に、2011年は不動産市場に対して厳しい政策が続けられるだろう。経済状況が改善すれば、政策がさらに引き締められる可能性がある」と伝えた。

 国家情報センターは、2011年の不動産投資が20%以上拡大すると予想している。2010年1―11月の不動産投資は前年同期比で37%近く増加している。

【REUTERS】

【韓国】鳥インフルエンザ危機警報、「警戒」に引き上げ

2011/01/12

鳥インフルエンザが全羅南道に続き京畿道でも確認されたことを受け、農林水産食品部は11日、危機警報水準を「注意」から「警戒」に引き上げたと明らかにした。

危機警報は「関心」「注意」「警戒」「深刻」の4段階に分類される。同部は、警報水準を引き上げた理由について「鳥インフルエンザ拡大の速度が速くなっていると判断した」と説明した。

【聯合ニュース】

口蹄疫清浄地域の湖南には鳥インフルエンザ【韓国】

2011/01/08

陸では口蹄疫、空では鳥インフルエンザ--。なんとか口蹄疫清浄地域の資格を守っている湖南(ホナム)で鳥インフルエンザが急速に広がっている。
農林水産食品部は7日、全羅南道霊岩郡始終面(チョンラナムド・ヨンアムグン・シジョンミョン)の鴨農場で死んだ鴨から高病原性鳥インフルエンザ (H5N1型)陽性反応が出たと明らかにした。防疫当局はこの農場と半径500メートル内にある4カ所の農場の鴨およそ8万4000羽を埋却した。
この農場で鴨に異常が発生したのは先月28日からだという。一週間近く放置し、5日に当局に申告した。この期間、いかなる制限もなく人と車が農場を出入りした。このため口蹄疫と同じように、初動対応に失敗し、全国的に広がるのではないかという憂慮が深まっている。
全羅南道地域は鶏・鴨密集飼育地であるため、鳥インフルエンザが広がれば被害が大きくなるしかない。霊岩(ヨンアム)の農場周辺だけで3キロ以内に28万 4000羽、10キロ以内に256万羽の鶏と鴨が飼育されている。これを含めて全羅南道では1万3000余りの農家で3148万羽の鶏が飼育されている。 鴨は943農家で611万羽。
すでに鳥インフルエンザが疑われるという申告が相次いでいる。霊岩の別の鴨農場、羅州(ナジュ)3カ所、求礼(クレ)・咸平(ハムピョン)・長城(チャン ソン)など7カ所の鶏・鴨農場から疑い症状の申告が入っている。また忠清南道牙山(チュンチョンナムド・アサン)の養鶏場からも申告があった。

【中央日報】

インフル流行、新型が主流に

2011/01/07

検出されるインフルエンザウイルスに占める新型の割合が昨年末に急増し、当初主流だったA香港型を上回ったことが、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。

同センターによると、全国のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数が増え始めた昨年10月中旬以降はA香港型の検出が最も多く、全体の6割超を占 める状況が続いていた。しかし、定点当たり報告数が0.93となり、流行入りの目安である「1.0」に近付いた12月6-12日の週に逆転し、新型の検出 が最も多くなった。定点当たり報告数が1.41となり、流行入りした13-19日の週も新型が最も多く、6割超を占めた。

このほかのウイルスは、B型の検出が少数あるが、Aソ連型は検出されていない。

同センターの調査によると、新型インフルエンザに対して抗体がある人の割合は、5-24歳で約6割と比較的高いが、4歳以下と50歳以上では3割に満たない。

【医療介護CBニュース】

鳥インフルエンザ 拡大の機会減らす対応を

2011/01/06

高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1に感染した野鳥の死が国内や韓国で相次いで報告されている。

ツルの飛来地として知られる鹿児島県出水市では年末から年始にかけて衰弱死したナベヅルやマナヅルからH5N1ウイルスが見つかり、鳥取県米子市のコハクチョウ、富山県高岡市のコブハクチョウも感染が確認された。

昨年はシベリアで夏場を過ごした野鳥にH5N1感染が広がった可能性が高く、北海道稚内市では10月段階ですでに渡り鳥の糞(ふん)からH5N1が確認されている。

11月には島根県安来市の養鶏場で鶏が相次いで死に、県はH5N1感染の確認を待つことなくこの養鶏場の鶏約2万1500羽を殺処分にした。韓国でも昨年末、養鶏場の鶏の大量死に対しウイルスの確定を待たずに10万羽以上を殺処分にしている。

これほどまでに各国が警戒するのは、H5N1ウイルスがまれにではあるが、鳥から人に感染するからだ。他の養鶏場への拡大や人への感染を防ぐには、鶏に対する「疑わしきは殺処分」の対応も致し方ない選択だろう。

世界保健機関(WHO)によると、2003年以降、東南アジアや中国、エジプトなど世界各地で計512人のH5N1感染が報告され、このうち304人は死亡している。昨年は44人の感染が報告され、半数の22人が死亡した。

養鶏場に広がれば、鳥から人への感染の接点も増え、人に感染しやすいウイルスに変わる可能性もその分、大きくなる。養鶏場への感染拡大を防ぎ、人に高い感染性を持つ新型ウイルス出現の機会を減らすことがまず大切だ。

ただし、渡り鳥の間で定着しているウイルスを完全に閉め出すことは簡単ではない。この冬の間に感染した野鳥が見つかる可能性は全国どこにでもある。養鶏場 への感染もありうると考えておくべきだろう。大切なのは感染の事実を把握し、拡大を防ぐ手段を早期にとれるようにすることだ。

【産経ニュース】

米南東部でまた野鳥が謎の大量死

2011.1.5 更新
ルイジアナ州バトンルージュ近郊のポイントクーピー郡で約500羽の野鳥が大量死し、死骸がハイウェー上に 散乱した。数日前には隣のアーカンソー州ビービで3000羽の「ブラックバード」と呼ばれるムクドリモドキの一種が大量死した。この2件の大量死に関連が あるかどうかは不明だが、このような野生生物の大量死は珍しくない。

 生物学者はポイントクーピー郡での大量死の原因究明に努めている。アーカンソー州ビービの大量死については、大みそかの打ち上げ花 火によって数千羽の野鳥が混乱して、民家や車に衝突したり、鳥同士でぶつかったりして、地上に落ちたと推測されている。しかし、関係者は正確な原因を究明 できない可能性が高いことを認識している。

 両州の野生生物当局者は死骸を国立野生生物保健センターとジョージア大学に送ったが、2件の大量死に関連があるかどうかは分かっていない。

 アーカンソー州ビービでは、新年を迎えてお祭り騒ぎをした人々が新年の週末大量の野鳥の死骸を除去した。悪天候が原因だと言っている人もいれば、一羽の 混乱した鳥が群れ全体を急降下に導いたのかもしれないと言っている人もいる。また、鳥たちが集団自殺を図ったのではないかとおびえる子どももいた。

 同州の野生生物当局の責任者、サーマン・ブース氏は「何らかの理由があるのだろうが、誰も原因を究明できないのではないかと思う」と語った。

 最近アーカンソー州で野生生物の大量死が見つかったのはこれで2件目。先週には、ビービから西に約160キロメートル離れたアーカンソー川の流域約32 キロにわたって、死んだか死にそうになっているニベ科の魚約8万3000匹が打ち上げられているのが見つかった。野生生物当局者は主に1種類の魚が死んで いるため、病気が原因である可能性が高いと指摘し、魚の大量死と鳥の大量死の関連はないとしている。詳細な検査結果が出るまでには最長で1カ月かかる可能 性がある。

 米地質調査所のウェブサイトには、昨年6月から12月12日まで起きた約90件の鳥などの野生生物の大量死について掲載されている。そのうち死骸の数が 1000羽以上に及んだのは5件、500羽以上1000羽未満だったのが12件だった。死骸の数が最も多かったのは、ミネソタ州ヒューストン近郊で9月6 日から11月26日にかけて寄生虫に感染した水鳥が死んだ件で、約4000羽が死んだ。

 今回大量死した「レッドウィング・ブラックバード」は北米で最も多く生息する鳥の一種で、コーネル大学鳥類学研究所によると、全米で1億~2億羽生息している。

【THE WALL STREET JOURNAL】

中国雲南省にて地震発生、100回以上

2011.1.5 更新
 中国雲南省德宏州盈江县にて1月1日から4日午前9時までの間に計100回以上の地震が発生、地震による被害の詳細は不明だが、多くの家屋が倒壊し、約15万人が被害を受けているという。
 専門家によると今回の地震は半径10キロ以内の都市直下型地震で、2.4級以上の震度でも揺れが大きく、被害が大きいという。
[中国青島新聞網]

【エジプト】2011年初の鳥インフルエンザ死亡者

2011.1.5 更新
1/3,エジプト保健省は2011年初となる鳥インフルエンザ死亡者を発表した。2006年の流行確認から死者は40人目となり、119人目の感染者となった。亡くなった患者は40歳の男性とのこと。

【Zawya】

出水の鳥インフル、ナベヅル2羽から陽性反応

2011.1.5 更新
鹿児島県・出水平野のツルが強毒性の高病原性鳥インフルエンザに感染した問題で、環境省と出水市は4日、昨年12月29日以降、死んだ野鳥11羽を新たに確認し、うちナベヅル2羽から簡易検査で陽性反応が出たと発表した。

同省は「爆発的な感染拡大の予兆は見られず、小康状態を維持している」としている。

発表によると、これまでにナベヅル5羽から強毒性のH5N1亜型ウイルスが検出されている。

【読売新聞】

英国でインフルエンザ患者増加、一部病院ベット不足

2011.1.4 更新
この冬のイギリスにおけるインフルエンザ流行は異常で、英国ニュースメディアによると重症患者が増加、一部の病院では、集中治療室のベットが不足、特に小児用が無くなっている。
 ほとんどのケースは昨年流行したH1N1豚インフルエンザで、今これは季節性インフルエンザとなっている。
 昨年流行した影響により今年のイギリスでのワクチン接種者は少ない。

【The New York Times】

米南部で鳥5000羽が大量死

2011.1.4 更新
米南部アーカンソー州の町ビービで、昨年12月31日の深夜以降に約5000羽の鳥が路上に落下して死んでおり、州当局は3日、大みそかの花火が原因の可能性もあるとの見解を示した。

 同州では、ひょうや雷を伴う荒れた天気となっていたが、花火によるストレスの影響のほうが大きいとみられている。

 州の当局者は、花火に驚いたムクドリモドキなどが家屋に衝突したり、心臓発作を起こしたのではないかと述べ、死因の調査結果が今週中に出る予定だと明らかにした。

 一方、同州北西部のオザークのダム近くでは、アーカンソー川の流域約32キロにわたって10万匹の魚が死んでいるのが昨年12月30日に見つかった。死んだ魚が1種類だったことから、当局者は病気による大量死ではないかとしている。  

【REUTERS】

【韓国】口蹄疫6市道で確認、全国への感染拡大懸念

2011.1.4 更新
口蹄疫や鳥インフルエンザなど家畜・鳥類伝染病が全国に拡大しているなか、京畿道・光明、慶尚北道・浦項、 江原道・江陵などで相次ぎ口蹄疫の感染が確認された。慶尚北道・安東で昨年11月末に発生した口蹄疫は、6市道の81か所に広がり、感染疑いの届けだけで 106件に達している。

農林水産食品部は2日、忠清南道・天安の乳牛農家、慶尚北道・永川の養豚農家、浦項、江陵、光明の韓牛(韓国在来種のウシ)農家などが届け出た疑い例が、すべて口蹄疫と確認されたと明らかにした。

これに伴い、防疫当局は口蹄疫の感染が確認された農家の家畜はもちろん、半径500メートル以内で飼育されている家畜も、予防のため殺処分する方針を固めた。

また、口蹄疫が全国に拡大する様相を呈していることから、口蹄疫の感染が確認されていない地域でもワクチンを接種する案を慎重に検討する。農林水産食品部 の劉正福(ユ・ジョンボク)長官は同日、口蹄疫が発生した京畿道・麗州や天安に隣接した京畿道・竜仁、平沢などは家畜農家が多い上、周辺へのアクセスが良 い交通要所のため、これら地域でのワクチン接種を考えていると明らかにした。

今回の口蹄疫発生で全国2564農家の家畜66万2647頭が殺処分され、ワクチン接種対象も18市郡・1万8221農家の45万2063頭に増えた。

こうしたなか、2010年5月から11月にかけ畜産農家関係者2万3000人余りが口蹄疫頻発国の東南アジア諸国を旅行しながらも、9000人余りが届け出をしなかったと把握された。

一方、忠清南道・天安や全羅北道・益山の種鶏場で確認された鳥インフルエンザは、今月に入り小康状態となっている。ただ、鳥インフルエンザウイルスが野鳥を介し、別の地域に広がった可能性は依然残っている。

【聯合ニュース】

孫文の孫娘、孫穗芬さんが台湾で交通事故…意識取り戻すも重体続く

2011.1.3 更新
国革命の父として知られる孫文(孫中山)の孫娘、孫穗芬さんが1日、台湾・台北市内で交通事故に巻き込まれ た。乗用車に乗って空港に向かう途中の事故だったという。孫穗芬さんは2日には意識を取り戻したが、治療する医師によると依然として重体で、危険な状態が 続いているという。中国新聞社が報じた。

 孫穗芬さんは1938年生まれ。米国籍を持ち、同国外交官としても活躍した。2010年末に「台湾花博」訪問のために台湾を訪れた。1日に、空港に向かう途中、乗っていた乗用車が事故を起こした。

 孫さんは事故で、脳、脊髄(せきずい)、肺、肝臓、腎臓、大腸などに損傷を受け、大量に出血した。「一時は生命反応が途絶えた」との情報があるが、2日までに瞳孔反応が戻った。意識もおおむね取り戻し、駆けつけた家族を多少は識別できているらしいという。

 医師団によると、脳の問題は大幅に改善されたが、肝臓・腎臓・肺などの内臓に感染症が出現する恐れもあり、危険な状態が続いている。

 孫文は「中国革命の父」として、大陸側でも台湾でも尊敬されている数少ない人物のひとり。中国新聞社は孫穗芬さんが意識を取り戻したとの情報を「よい知らせだ」と報じた。

【SEARCH CHINA】

韓国、口蹄疫に続き鳥インフルも

2011.1.1 更新
韓国の農林水産食品省によりますと、29日、中部のチュンチョンナム道で飼育されていたカモと、南部のチョルラプク道の養鶏場のニワトリから強毒性の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

 このため、発生した施設で飼育されたり、施設から近隣の農場に搬入されたりしていたカモとニワトリ合わせて12万羽近くがすでに処分されたということです。

 また31日にもチョルラプク道の別の養鶏場で感染が疑われるニワトリが見つかり、この施設で飼育されているおよそ5万羽も処分されるということです。

 家畜の伝染病をめぐっては、韓国では牛や豚の口蹄疫の感染が全国に拡大し、韓国政府は警戒態勢を最高レベルに引き上げたばかりで、農林水産食品省は「発生原因や感染経路などを明らかにし、今後感染が拡大する可能性のある地域に先制的に防疫措置を取る」としています。

【JNN】

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米南東部でまた野鳥が謎の大量死

2011/01/05

ルイジアナ州バトンルージュ近郊のポイントクーピー郡で約500羽の野鳥が大量死し、死骸がハイウェー上に散乱した。数日前には隣のアーカンソー州ビービ で3000羽の「ブラックバード」と呼ばれるムクドリモドキの一種が大量死した。この2件の大量死に関連があるかどうかは不明だが、このような野生生物の 大量死は珍しくない。

 生物学者はポイントクーピー郡での大量死の原因究明に努めている。アーカンソー州ビービの大量死については、大みそかの打ち上げ花 火によって数千羽の野鳥が混乱して、民家や車に衝突したり、鳥同士でぶつかったりして、地上に落ちたと推測されている。しかし、関係者は正確な原因を究明 できない可能性が高いことを認識している。

 両州の野生生物当局者は死骸を国立野生生物保健センターとジョージア大学に送ったが、2件の大量死に関連があるかどうかは分かっていない。

 アーカンソー州ビービでは、新年を迎えてお祭り騒ぎをした人々が新年の週末大量の野鳥の死骸を除去した。悪天候が原因だと言っている人もいれば、一羽の 混乱した鳥が群れ全体を急降下に導いたのかもしれないと言っている人もいる。また、鳥たちが集団自殺を図ったのではないかとおびえる子どももいた。

 同州の野生生物当局の責任者、サーマン・ブース氏は「何らかの理由があるのだろうが、誰も原因を究明できないのではないかと思う」と語った。

 最近アーカンソー州で野生生物の大量死が見つかったのはこれで2件目。先週には、ビービから西に約160キロメートル離れたアーカンソー川の流域約32 キロにわたって、死んだか死にそうになっているニベ科の魚約8万3000匹が打ち上げられているのが見つかった。野生生物当局者は主に1種類の魚が死んで いるため、病気が原因である可能性が高いと指摘し、魚の大量死と鳥の大量死の関連はないとしている。詳細な検査結果が出るまでには最長で1カ月かかる可能 性がある。

 米地質調査所のウェブサイトには、昨年6月から12月12日まで起きた約90件の鳥などの野生生物の大量死について掲載されている。そのうち死骸の数が 1000羽以上に及んだのは5件、500羽以上1000羽未満だったのが12件だった。死骸の数が最も多かったのは、ミネソタ州ヒューストン近郊で9月6 日から11月26日にかけて寄生虫に感染した水鳥が死んだ件で、約4000羽が死んだ。

 今回大量死した「レッドウィング・ブラックバード」は北米で最も多く生息する鳥の一種で、コーネル大学鳥類学研究所によると、全米で1億~2億羽生息している。

【THE WALL STREET JOURNAL】

中国雲南省にて地震発生、100回以上

2011/01/05

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中国雲南省德宏州盈江县にて1月1日から4日午前9時までの間に計100回以上の地震が発生、地震による被害の詳細は不明だが、多くの家屋が倒壊し、約15万人が被害を受けているという。
 専門家によると今回の地震は半径10キロ以内の都市直下型地震で、2.4級以上の震度でも揺れが大きく、被害が大きいという。
[中国青島新聞網]

【エジプト】2011年初の鳥インフルエンザ死亡者

2010/01/05

1/3,エジプト保健省は2011年初となる鳥インフルエンザ死亡者を発表した。2006年の流行確認から死者は40人目となり、119人目の感染者となった。亡くなった患者は40歳の男性とのこと。

【Zawya】

英国でインフルエンザ患者増加、一部病院ベット不足

2011/01/04

この冬のイギリスにおけるインフルエンザ流行は異常で、英国ニュースメディアによると重症患者が増加、一部の病院では、集中治療室のベットが不足、特に小児用が無くなっている。
 ほとんどのケースは昨年流行したH1N1豚インフルエンザで、今これは季節性インフルエンザとなっている。
 昨年流行した影響により今年のイギリスでのワクチン接種者は少ない。

【The New York Times】

米南部で鳥5000羽が大量死

2011/01/04

米南部アーカンソー州の町ビービで、昨年12月31日の深夜以降に約5000羽の鳥が路上に落下して死んでおり、州当局は3日、大みそかの花火が原因の可能性もあるとの見解を示した。

 同州では、ひょうや雷を伴う荒れた天気となっていたが、花火によるストレスの影響のほうが大きいとみられている。

 州の当局者は、花火に驚いたムクドリモドキなどが家屋に衝突したり、心臓発作を起こしたのではないかと述べ、死因の調査結果が今週中に出る予定だと明らかにした。

 一方、同州北西部のオザークのダム近くでは、アーカンソー川の流域約32キロにわたって10万匹の魚が死んでいるのが昨年12月30日に見つかった。死んだ魚が1種類だったことから、当局者は病気による大量死ではないかとしている。  

【REUTERS】

【韓国】口蹄疫6市道で確認、全国への感染拡大懸念

2011/01/04

口蹄疫や鳥インフルエンザなど家畜・鳥類伝染病が全国に拡大しているなか、京畿道・光明、慶尚北道・浦項、江原道・江陵などで相次ぎ口蹄疫の感染が確認さ れた。慶尚北道・安東で昨年11月末に発生した口蹄疫は、6市道の81か所に広がり、感染疑いの届けだけで106件に達している。

農林水産食品部は2日、忠清南道・天安の乳牛農家、慶尚北道・永川の養豚農家、浦項、江陵、光明の韓牛(韓国在来種のウシ)農家などが届け出た疑い例が、すべて口蹄疫と確認されたと明らかにした。

これに伴い、防疫当局は口蹄疫の感染が確認された農家の家畜はもちろん、半径500メートル以内で飼育されている家畜も、予防のため殺処分する方針を固めた。

また、口蹄疫が全国に拡大する様相を呈していることから、口蹄疫の感染が確認されていない地域でもワクチンを接種する案を慎重に検討する。農林水産食品部 の劉正福(ユ・ジョンボク)長官は同日、口蹄疫が発生した京畿道・麗州や天安に隣接した京畿道・竜仁、平沢などは家畜農家が多い上、周辺へのアクセスが良 い交通要所のため、これら地域でのワクチン接種を考えていると明らかにした。

今回の口蹄疫発生で全国2564農家の家畜66万2647頭が殺処分され、ワクチン接種対象も18市郡・1万8221農家の45万2063頭に増えた。

こうしたなか、2010年5月から11月にかけ畜産農家関係者2万3000人余りが口蹄疫頻発国の東南アジア諸国を旅行しながらも、9000人余りが届け出をしなかったと把握された。

一方、忠清南道・天安や全羅北道・益山の種鶏場で確認された鳥インフルエンザは、今月に入り小康状態となっている。ただ、鳥インフルエンザウイルスが野鳥を介し、別の地域に広がった可能性は依然残っている。

【聯合ニュース】

孫文の孫娘、孫穗芬さんが台湾で交通事故…意識取り戻すも重体続く

2011/01/03

国革命の父として知られる孫文(孫中山)の孫娘、孫穗芬さんが1日、台湾・台北市内で交通事故に巻き込まれた。乗用車に乗って空港に向かう途中の事故だっ たという。孫穗芬さんは2日には意識を取り戻したが、治療する医師によると依然として重体で、危険な状態が続いているという。中国新聞社が報じた。

 孫穗芬さんは1938年生まれ。米国籍を持ち、同国外交官としても活躍した。2010年末に「台湾花博」訪問のために台湾を訪れた。1日に、空港に向かう途中、乗っていた乗用車が事故を起こした。

 孫さんは事故で、脳、脊髄(せきずい)、肺、肝臓、腎臓、大腸などに損傷を受け、大量に出血した。「一時は生命反応が途絶えた」との情報があるが、2日までに瞳孔反応が戻った。意識もおおむね取り戻し、駆けつけた家族を多少は識別できているらしいという。

 医師団によると、脳の問題は大幅に改善されたが、肝臓・腎臓・肺などの内臓に感染症が出現する恐れもあり、危険な状態が続いている。

 孫文は「中国革命の父」として、大陸側でも台湾でも尊敬されている数少ない人物のひとり。中国新聞社は孫穗芬さんが意識を取り戻したとの情報を「よい知らせだ」と報じた。

【SEARCH CHINA】

韓国、口蹄疫に続き鳥インフルも

2011/01/01

韓国の農林水産食品省によりますと、29日、中部のチュンチョンナム道で飼育されていたカモと、南部のチョルラプク道の養鶏場のニワトリから強毒性の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

 このため、発生した施設で飼育されたり、施設から近隣の農場に搬入されたりしていたカモとニワトリ合わせて12万羽近くがすでに処分されたということです。

 また31日にもチョルラプク道の別の養鶏場で感染が疑われるニワトリが見つかり、この施設で飼育されているおよそ5万羽も処分されるということです。

 家畜の伝染病をめぐっては、韓国では牛や豚の口蹄疫の感染が全国に拡大し、韓国政府は警戒態勢を最高レベルに引き上げたばかりで、農林水産食品省は「発生原因や感染経路などを明らかにし、今後感染が拡大する可能性のある地域に先制的に防疫措置を取る」としています。

【JNN】

新型インフル急増、A香港型と割合逆転…12月

2010/12/29

昨年、世界中で大流行した新型インフルエンザの患者が12月に入って急増し、それまで主流だった季節性のA香港型との割合が逆転したことが、国立感染症研究所(感染研)の調査でわかった。

 今シーズンは両方の型のワクチンを1度に接種できるようになったが、免疫が出来るまで3、4週間かかるため、専門家は「早めに接種を」と呼びかけてい る。感染研が国内各地で検出されたウイルス型を集計した結果、11月はA香港型が7割近くを占め、新型は3割弱だった。ところが12月6~26日の3週間 の速報値(28日現在)は、新型が182件と、A香港の71件を大きく上回った。

 新型は、昨シーズン国内で約2000万人がかかったとみられる。早期治療が徹底されたためか死亡率は低かったが、壮年層の死亡率が高いというデータもあ る。日本集中治療医学会と日本呼吸療法医学会が集中治療室に入院した重症患者219人を分析すると、16歳以上の大人57人のうち中年層を中心に16人 (28%)が死亡。子供の死亡率(3%)を大きく上回った。

 A香港型は乳幼児に脳症を、高齢者には二次感染による肺炎を起こしやすく、季節性の中でも大きな被害が出る傾向がある。

 感染研の安井良則・感染症情報センター主任研究官は「どちらの型も危険性が高い。ワクチンに加え、手洗い、うがい、せきエチケットを徹底して」と話している。

【読売新聞】

ナベヅル、新たに3羽強毒性判明 鹿児島・出水

2010/12/28

環境省は27日、鹿児島県出水市で死んだ絶滅危惧種「ナベヅル」12羽のうち新たに3羽が強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染 していたと発表した。これで強毒性が判明したのは5羽になった。同省は29日に専門家会合を開き、今後の対応策を検討する。

出水で死んだ野鳥はナベヅルや絶滅危惧種「マナヅル」など計14羽。ナベヅルとマナヅルの計7羽が簡易検査で陽性だった。

出水は1万羽のツルが越冬する。多くの野鳥が集まる地域での感染拡大を防ぐ手立てを協議する。

【日本経済新聞】

インフルエンザ流行入り 新型→妊婦・子供/季節性→高齢者

2010/12/27

■「すべての年齢層で注意を」

 今季のインフルエンザが流行入りを迎えた。昨シーズンの流行は新型一色だったが、今季は季節性と新型が混在した形で流行しそうだ。新型では妊婦や子供の 重症化に注意が必要だったが、季節性インフルでは高齢者にハイリスクとなる。厚労省も「今年は、すべての年齢層で注意が必要」と呼びかけている。

 ▼集団感染に警鐘

 国立感染症研究所によると、現在、最も流行しているのが季節性インフルの「A香港型」というタイプ。これまで検出された63%がこのウイルスだ。

 北里大医学部の和田耕治講師は「A香港型は高齢者で重症化することが多く、高齢者施設などは集団感染に注意が必要」と話す。11月にも秋田県の病院で 50人以上が集団感染し8人が死亡する事案が発生している。このまま「A香港型」が流行すれば、平成18年以来4年ぶりの本格的な流行となり、厚労省は 「大きな流行になる可能性もある」と注意を呼びかける。

 ▼従来にない特徴

 一方、昨シーズン流行した新型インフルにも依然、注意は必要だ。毒性こそ低かったが、子供が感染後に肺炎や脳症を発症し、救急搬送されるケースが多発。海外では妊婦の死亡例が相次ぐなど、従来の季節性にはみられない特徴を持っていた。

 現在検出されている34%が新型で、国立感染症研究所感染症情報センターの安井良則主任研究官は「診察では『A香港型』か新型かまでは識別できない。家に帰ってから、容体が急変するようなことがあったらすぐに医療機関に連れていくことが大切」と話す。

 ▼新薬も登場

 対策として最も有効なのがワクチンだ。昨年は接種時期にワクチン供給が間に合わず混乱したが、今年は約5800万人分が用意されており、厚労省も「十分 な量が確保できた」としている。今季のワクチンには、季節性と新型の両タイプが入っており、1回の接種で両方が予防できる。

 明るい話題は、新たな治療薬の登場だ。これまで「タミフル」と「リレンザ」という2種類しかなかったが、今年に入って塩野義製薬の「ラピアクタ」と第一三共の「イナビル」が承認され、使えるようになった。

 「タミフル」や「リレンザ」は1日2回、5日間服用する必要があったが、今年登場した2つの薬は1回の投薬で効果が得られる。特に「ラピアクタ」は点滴で投与するタイプで、薬が飲み込めない高齢者などにも使える。

 厚労省感染症情報管理室の中嶋建介室長は「ワクチンを早めに接種して、手洗いやうがい、マスクなど基本的な感染症対策を行ってほしい」と呼びかけている。

【産経新聞】