NEWS新着情報

北京市、渋滞対策で2011年の新車登録枠を制限へ

2010/12/24

148_S1
北京市政府は、慢性的な交通渋滞への対応策として、2011年の小型乗用車の新規登録枠を月2万台までに制限する方針を明らかにした。

 北京市政府のウェブサイトに声明が掲載された。

 これによると、北京市の永住者のほか、警察および軍関係者は新規登録枠の割り当ての対象となるが、政府機関は今後5年は新車の購入が認められなくなる。

 中国の自動車市場が拡大するなか、国内主要都市では大気汚染と渋滞が問題となっている。

 上海市政府は、所有車1台につき約5万元(7524ドル)のライセンス料の支払いを義務付けている。


【REUTERS】

鳥インフル まれだが人での発症も 死亡率は6割

2010/12/24

鳥インフルエンザで最も懸念されるのが人への感染だ。国内ではまだ1例も発症した事例は確認されていないが、世界では東南アジアや中国、エジプトなどを中心に8年間で510人が発症し、303人が死亡している。致死率は実に6割に上る。

 多くの場合、自宅で鶏を飼ったり、精肉されていない鶏が市場で売られていたりするような地域で発生しており、厚生労働省は「日本の通常の生活で感染する 可能性は極めて低い」としている。しかし、感染した鳥のふんに触れるなどして大量のウイルスが体内に入った場合、感染する可能性がある。

 厚労省や環境省はホームページなどで死んでいる野鳥には近づかないように警告。大量の死骸を見つけた場合は自治体に連絡するよう求めている。

【産経新聞】

【香港、ランタウ島】鳥インフルエンザで死亡の鳥見つかる

2010/12/24

香港のランタウ島で発見された死亡した鳥から鳥インフルエンザの陽性反応があった為、保健衛生局は警戒レベルを高めた。当局によると、海岸で発見された鳥の周辺3キロ以内に家きん農場はなく、流れ着いたのか、捨てられたのかを調査している。

【The Standard】

死んだナベヅルから陽性反応=鳥インフル、出水市内で保護-鹿児島

2010/12/24

鹿児島県は21日、同県出水市内で18日に衰弱のため保護され、20日に死んだナベヅル1羽から、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たと明らかにした。現在鳥取大学に検体を持ち込んで遺伝子検査をしている。21日夕には結果が判明する見通し。
県によると、同日までに同市などでは18羽のツルが死んでいるのが見つかった。ただ、この時期には例年ツル1万羽以上が飛来するので、特に多いとは言えないという。

【時事ドットコム】

スイス、H1N1集団感染

2010/12/21

週末に100人近いスイス軍の兵士がインフルエンザに感染した。6人がH1N1インフルエンザとされ、66人が入院し、そのうちの35人は未だ入院中とされる。

【World Radio Switzerland】

鳥インフル営巣地にウイルス定着? 新パターンに警戒感

2010/12/19

今年10月以降、野鳥や養鶏場などでの高病原性鳥インフルエンザの感染確認が各地で相次いでいる。鳥取県は19日、米子市で見つかったコハクチョウから強 毒性のウイルス「H5N1型」が検出されたのを受け、周辺の道路や海岸で野鳥に異常がないか見回り調査を行い、16羽の死骸を回収した。富山県も同日、高 岡市で死んだコブハクチョウが、渡り鳥からウイルス感染した可能性が高いとみて、ハクチョウやカモが飛来する水辺などで調査を開始。養鶏場などの立ち入り 検査も実施した。

 農水省などの調査では、シベリアなど北方の営巣地から渡り鳥がウイルスを国内に運んだ可能性があるという。伊藤寿(とし)啓(ひろ)鳥取大教授(獣医公衆衛生学)は「今までとは違うパターンだ」と指摘する。

 北方の営巣地を飛び立つ渡り鳥には2種類のパターンがある。10~11月ごろ、営巣地から直接日本に飛来するパターンと、中国や韓国を経て12月~翌年1月に飛来するパターンだ。

 伊藤教授によると、過去に北方の営巣地で、鶏のウイルスであるH5N1型は確認されていない。そのため、これまでは中国や韓国のH5N1型発生地を経由して感染した渡り鳥が、ウイルスを日本に持ち込んでいると考えられてきた。

 だが、今年は渡り鳥が北方から日本に直接飛来する10~11月に初めてH5N1型の発生が確認された。韓国や中国では今秋、この型の発生報告はない。農水省は前年に発生地から営巣地に持ち込まれたウイルスが定着し、日本に運ばれた可能性もあるとみている。

 伊藤教授は「もし営巣地にウイルスが定着しているなら、渡り鳥は毎年ウイルスを運ぶと警戒しなければならない」と懸念する。

 農水省は「乾燥した冬場はウイルスが広がりやすい。養鶏場が家畜を野鳥と接触しないように注意するのはもちろん、一般の人も死んだ野鳥を見つけたら触らないで通報してほしい」と呼び掛けている。

【産経新聞】

富山・高岡で鳥インフル疑い…死んだハクチョウ

2010/12/17

富山県は17日、高岡市古城の市営高岡古城公園動物園のお堀で死んでいたコブハクチョウ2羽のうち1羽から、簡易検査で高病原性鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。

県が詳しい検査を行ったうえで感染の疑いが強まれば、検体を動物衛生研究所(茨城県つくば市)に送り、最終的な感染の有無を判断する。

高岡市によると、16日午前8時15分頃、お堀で飼育していたコブハクチョウの成鳥1羽、ヒナ1羽が死んでいるのを動物園職員が発見。県西部家畜保健衛生 所で簡易検査したところ、成鳥は陰性、ヒナは陽性だった。現在、富山市の県東部家畜保健衛生所でさらに詳しい検査をしている。

お堀では、コブハクチョウ13羽、アヒル2羽などを飼育していた。今月10、11、13日にもコブハクチョウが死んでいるのが見つかっている。10、11 日に発見されたコブハクチョウは、動物に食べられていたため検査できず、13日に死んでいたヒナを簡易検査した時は陰性だった。

【読売新聞】

エジプトで114人目の鳥インフルエンザ

2010/12/17

25歳の女性が鳥インフルエンザに感染したと保健局は発表した。エジプトではこの女性が114人目の感染者となる。家で飼っている鶏が鳥インフルエンザに感染したとされその鶏への接触で感染した模様。

【Ahram Online】

【イギリス】豚インフルエンザで4人死亡

2010/12/16

イギリスのオルドハムで同じ町の2人の男性が豚インフルエンザで死亡した。2人には基礎疾患があったと報告された。また、マージサイド州では32歳と29歳の女性が豚インフルエンザで死亡した。32歳の女性には基礎疾患があったとされるが29歳の女性の詳細は不明である。

【BBC News】

インフルエンザで学級閉鎖相次ぐ

2010/12/15

富山県健康課は13日、県立にいかわ総合支援学校(黒部市石田)が14日のみ、中学部1年の1学級を学級閉鎖すると発表した。欠席した同クラスの3人からインフルエンザB型ウイルスが検出されたため。

また、大分県内の3小中学校で13日、今冬初めてのインフルエンザによる学年・学級閉鎖が決まった。宇佐市立安心院小2年と日田市立東有田中3年が学年閉 鎖、中津市立今津小6年の1クラスが学級閉鎖となった。期間は13、14日からの2~3日間。県内では11月末からA香港型が流行しているといい、新型は 今のところ確認されていないという。

【毎日jp】

ネパールで鳥インフルエンザ発生

2010/12/14

ネパールの家きん農場でH5N1鳥インフルエンザが10月末に発生していた。政府は約11,500羽の鶏を処分したが、政府の発表が1ヵ月以上も遅れた為政府の対応に批判が起きている。

【Himalayan Times】

【イギリス】H1N1インフルエンザ流行、10人死亡

2010/12/03

この6週間でH1N1インフルエンザで10人が死亡した。死亡した10人は65歳以下で、基礎疾患があった。呼吸器疾患部門の責任者はこの数週間に、 H1N1インフルエンザとB型感染者数が増え、また重症化して入院した患者の発生や、学校内での集団発生についても国全体から報告されている。と述べ、英 国は他のヨーロッパの国々に先駆けて、インフルエンザの発生が起きていると語った。

【Medical News Today】
 

抗インフル薬、胎児に悪影響なし…学会調査

2010/12/11

日本産科婦人科学会は11日、妊婦がタミフルなどの抗インフルエンザ薬を服用しても、赤ちゃんへの悪影響は確認されなかったとする調査結果を発表した。

 昨年5月以降、新型インフルエンザを発症した妊婦163人を調査した。胎児が薬の影響を受けやすく注意が必要な妊娠4~7週に14人がタミフルを服用。 うち2人(14%)が流産したが、自然流産率(15%)とほぼ一致し、同学会は「タミフルの影響とは考えにくい」と判断した。リレンザは15人が服用した が、異常は見られなかった。1人は使用薬が不明だった。

 同学会は「新型に限らずインフルエンザは妊婦にとって危険。高熱は胎児に悪影響を与えるため、早めに抗インフルエンザ薬を処方してもらってほしい」としている。

【読売新聞】

【エジプト】女性、鳥インフルエンザへ感染

2010/12/10

30歳の女性がH5N1鳥インフルエンザに感染した。入院し治療をしていたが2日に死亡した。感染源は家きんからと考えられている。

【WHO】

ベトナムで鳥インフルエンザ

2010/12/09

ベトナム南部CA Mau、北部Nam Dinhおよび、中部 Nghe An地区で鳥インフルエンザが発生した。
 当局は、今年の3月以来新たなヒト感染は報告されていないものの、ヒト感染リスクが高まっていると警告している。
その主な理由として、正月(旧暦)が近づくに連れて家禽の販売、輸送、屠殺の増加、そして気温低下によることでウイルスが繁殖、ヒトへ拡散されるという。
 農業地域開発省の動物衛生部によると、国の約16%の家禽が鳥インフルエンザに罹り、これは例年より4%も高いという。
 今まで多くの国民は風邪の症状で入院したが、通常の風邪か鳥インフルエンザかの判断はとても難しい、と国立熱帯感染病院ディレクターは説明した。そのため家族は患者が病気の鳥との接触があったかどうか必ず医者、看護婦に言う必要があるとした。
 少なくともH5N1ヒト感染は今年の初めに7件、うち2人は亡くなっている。


【Vie Nam News】

インフルによる休校など、前週から22校増の68校

2010/12/09

厚生労働省によると、インフルエンザの流行によって11月28日-12月4日の週に新たに休校などの措置を取った学校数は、前週から22校増の68校だった。増加は3週連続。

68校の内訳は、学年閉鎖12校、学級閉鎖56校で、休校はなかった。都道府県別では、北海道の13校が最も多く、以下は東京10校、兵庫8校、埼玉7校などの順だった。

【医療介護CBニュース】

【韓国】野生のマガモから鳥インフルエンザ発生

2010/12/08

多くの渡り鳥が越冬する南部の省で鳥インフルエンザに感染したマガモが発見された。農家で飼育する家きん類ではなく野生鳥類だが、口蹄疫で対応に追われる 中で鳥インフルエンザまで発生したことで防疫当局が緊張している。農林水産食品部は7日、野生のマガモのうち1羽から高病原性鳥インフルエンザ(H5N1 型)が検出されたと明らかにした。高病原性鳥インフルエンザが発見されたのは2008年5月以後で初めてだ。

農林水産食品部はこのマガモが捕えられた地点を中心に10キロメートル以内の地域を管理地域に設定し、家きん類飼育農家に遮断防疫を実施するよう指示し た。また、主要道路に消毒施設と野生鳥類の接近遮断のための網を設置し、飼育中の鶏と鴨に対する観察を強化するようにした。他の市と道でも家きん類農場へ の人と車両の出入りを統制して緊急消毒を実施することにした。

農林水産食品部によると、捕獲地点から500メートル以内には鶏や鴨を育てる農家はないと調査された。しかし3キロメートル以内では鶏と鴨9万羽余りが、 10キロメートル以内では27万羽余りが飼育されている。ただ家きん類ではない野生鳥類から発見されたため、管理地域内で飼育される家きん類の殺処分はし ないことにした。一方、野生鳥類で高病原性鳥インフルエンザが発生しても鳥インフルエンザ清浄国の地位には影響を受けないため、鶏肉や鴨肉輸出には支障が ないと農林水産食品部は明らかにした。

【中央日報】

インフルで学級閉鎖 長野

2010/12/07

県佐久保健所に6日入った連絡によると、北佐久郡内の小学校でインフルエンザとみられる疾患が集団発生し、学級閉鎖の措置がとられた。

同保健所によると、2年生の1学級27人のうち9人が発熱などの症状を示した。佐久や上田地域ではインフルエンザの患者届け出が確認されており、同保健所ではうがいなどの予防を呼びかけている。

【産経新聞】

鳥インフルエンザ 厳戒なお不安

2010/12/06

島根県安来市で確認された鳥インフルエンザのウイルスから、シベリア発の新たな感染ルートが浮上。全国有数の渡り鳥の飛来地、琵琶湖を抱える滋賀県や県内の養鶏農家の緊張が高まっている。

2004年に山口県で感染が確認されたのを受け、県内の養鶏農家は防鳥ネットを整備するなど野鳥の侵入を防ぐ対策を取った。対策は主に防鳥ネットと消毒。 ネットは鶏舎を覆うように二重にかけ、破損箇所がないか確認する。鶏舎にも関係者以外、立ち入りできないようにしている。消毒は鶏舎の周りに消石灰をまい て小動物の侵入を防ぎ、出入りする車両には消毒液を噴霧し、入り口には消毒液をしみこませたマットを敷く徹底ぶりだ。

農林水産省は2日、島根・安来の鳥インフルのウイルスと、10月に北海道でカモのふんから採取されたウイルスが酷似していたことを発表。カモはシベリアか ら直接飛来した可能性が高く、安来の感染ルートもシベリア発の可能性が高まった。琵琶湖も、全国有数の渡り鳥の飛来地だ。

県自然環境保全課によると、今年1月の県内の水鳥の生息数は14万8213羽。琵琶湖で越冬する鳥に加え、琵琶湖を経由して南下する鳥も多い。

県畜産課の担当者は「安来で鳥インフルが検出された段階で、(シベリア発の)可能性は想定していた」と話す。先月から61戸の養鶏農家を対象に、防鳥ネッ トの点検など緊急巡回を実施している。「6年前に京都で鳥インフルが発生して以降、県内の養鶏農家の意識は非常に高いが、琵琶湖がある滋賀の感染リスクは 他の地域より高い」と話す。

長浜市湖北町の湖岸にある湖北野鳥センターは、北海道で鳥インフルが確認されて以来、漁業関係者や野鳥保護団体などと連絡を密にして、複数の鳥の死骸を見 つけた場合、すぐ報告するよう呼びかけている。清水幸男所長は「毎日注意して観察している。感染が琵琶湖にまで広がらないでほしい」。

【朝日新聞】

インフル報告、6週連続増 厚労省、注意呼び掛け

2010/12/03

国立感染症研究所は3日、全国約5千の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数(11月22~28日)が、1機関当たり0・44人になったと発表した。10月後半から6週連続の増加。季節性のA香港型が中心とみられる。

 全国的な流行入りの指標である「1人」には達していないが、北海道(2・43人)では既に流行状態。関東、近畿の大都市圏でも複数の学級閉鎖が報告され、流行の兆しが表れ始めている。

 典型的なシーズンでは12月に流行入りし、翌年1月にピークを迎えるため、厚生労働省は感染拡大に注意を呼び掛けている。予防接種の効果が出るのは接種後2週間以降とされており、厚労省は「これから受けるなら月内に」と勧めている。

 1機関当たりの患者が多いのは北海道、大分(1・31人)、沖縄(0・88人)の順。

 最近5週間で検出されたウイルスはA香港型が新型を上回っている。A香港型は11月、秋田県の病院で高齢の患者8人が死亡した集団感染の原因になった。

【産経ニュース】