NEWS新着情報

鳥インフル、島根・鳥取で卵の移動制限解除

2010/12/03

島根県安来市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザに感染した鶏が死んだ問題で3日、養鶏場から半径10キロ圏内の島根、鳥取両県の養鶏場4か所で卵の移動制限が解除された。

鳥取の養鶏場3か所は4日ぶりに出荷を再開した。養鶏場の鶏の陰性が確認されたため、農林水産省が防疫指針の例外措置の適用を認めた。鶏の移動制限解除は指針に基づき、防疫が完了してから3週間後になる。

一方、感染経路について、感染が判明した養鶏場の経営者は、農水省の調査に「鶏が死んだ頃、鶏舎に小さな野鳥が入っていた」と話している。

このため、環境省は今回のウイルスが渡り鳥に由来している可能性が高まったとして、渡り鳥の飛来地になっている両県の中海や島根県の宍道湖で3日、野鳥のウイルス保有状況についての調査を始めた。調査は7日までの予定。

【読売新聞】

警戒レベル引き上げ=島根の鳥インフル―環境省

2010/12/02

環境省は2日、島根県安来市の養鶏農場で発生した高病原性鳥インフルエンザのウイルスが強毒性と判明したことを受け、発生地の半径10キロ以内について、 野鳥への感染リスクの程度を示す警戒レベルを現在の「2」から最高レベルの「3」に引き上げた。さらに野鳥捕獲調査などを通じた監視体制の強化を図る。
 警戒レベルは(1)通常時(2)警戒時(3)国内発生時―の3区分。同省は10月に北海道稚内市の大沼で採取されたカモのふんから強毒性の「H5N1型」鳥インフルエンザウイルスが検出された際に、警戒レベルを全国的に「2」に引き上げていた。 

【時事通信】

外部から侵入可能 島根、鳥インフル感染確定

2010/12/02

島根県安来(やすぎ)市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザへの感染が疑われる鶏が見つかった問題で、県は1日、これまで異常がないとしていた鶏舎の金属 製防鳥ネットの少なくとも2カ所で網目が広がるなどしていたと明らかにした。外部から鳥の侵入も可能な状態という。また、検出されたウイルスはH5型であ ることが同日、動物衛生研究所(茨城県)の検査で確認された。高病原性鳥インフルエンザへの感染が確定した。同研究所は今後、さらに詳細な型や毒性の強弱 を調べる。

農林水産省は、鶏が死んでいたときの様子からウイルスは死亡率の高い強毒性とみている。県は養鶏場で飼育する約2万3千羽の殺処分作業を進めており、2日中には完了する見通し。

一方、環境省は1日、発生地周辺での調査の実施を決めた。調査では発生地に近く、渡り鳥が飛来する中海と宍道湖周辺でカモなどの野鳥のふんを採取、スズメなど小型の野鳥を捕獲してウイルスの保有状況を調べる。

【産経新聞】

11月中旬以降に感染か 鳥インフル疑いの養鶏場

2010/12/01

高病原性鳥インフルエンザの感染が疑われる鶏が見つかった島根県安来市の養鶏場が、感染の有無を調べる定期の抗体検査を11月16日に受け、松江家畜保健衛生所の分析で陰性の結果が出ていたことが30日、県などへの取材で分かった。

県は、5羽の鶏が死んだことが確認された29日までの約2週間に感染した可能性があるとみて、経緯や原因を探っている。疑い例が出た養鶏場では、飼育する約2万3千羽の殺処分作業が30日午後から本格化し、3300羽を処分した。

 島根県は30日、疑い例があった養鶏場以外の県内47業者を対象に、目視や聞き取りで調査した結果、異常な鶏は見つからなかったと発表。隣接する鳥取県でも同様の調査で、県内88カ所の養鶏農家で異常はなかった。

 松江家畜保健衛生所によると、抗体検査は生きた鶏を抽出して実施。一定数以上の鶏を飼育する業者は月1回の抗体検査を受けるよう指針で定めている。11月16日の検査の際、症状のある鶏は目視でも確認できなかった。

 殺処分した鶏は焼却され、完了次第、養鶏場の洗浄や消毒作業に入る。全作業を終えるのに5、6日を要する見通し。県は安来市内の幹線道路など9カ所に消毒ポイントを設け、関連車両の洗浄作業も開始した。

 松木謙公農林水産政務官は30日島根県入りした。現場視察に先立ち溝口善兵衛島根県知事と協議した松木政務官は「国としてできる限りのことをやる。しっかり連携を取りたい」と呼び掛けた。

【産経ニュース】

<鳥インフル>鶏2万3300羽殺処分へ 高病原性か 島根

2010/11/30

島根県は29日、安来市の養鶏農家(2万羽飼育)で、高病原性鳥インフルエンザの疑いが強い事例が発生したことを明らかにした。ウイルスはH5型の可能性が高いという。茨城県つくば市の動物衛生研究所に検体を搬送してウイルス検査し、確定する見込み。

県によると、この養鶏農家で29日朝、5羽の鶏がかたまって死んでいるのを農場主が発見、不安に思い通報したという。県の簡易検査で鳥インフル陽性であることを確認した。遺伝子検査(PCR検査)でも高病原性鳥インフルエンザの疑いが強いと判断された。

動物衛生研究所のウイルス検査で発生が確認されれば、この農場の鶏は殺処分されるほか、半径10キロ以内の鶏が移動制限される可能性があり、同エリア内には数軒の養鶏農家があるという。

これを受け、農林水産省は29日夜に鹿野道彦農相を本部長とする防疫対策本部を設置し会議を開いた。

同省によると、当該農家の飼育数は計2万3300羽で、30日にも殺処分される。また、当該農家から半径10キロ以内が同日にも移動制限区域となる。区域 の一部は鳥取県にもかかり、養鶏農家は計5農家(島根側2、鳥取側3)で、計14万羽を飼育しているという。周辺農家の鶏の異常は報告されていない。

農水省によると、当該農家は中海に近く、「野鳥から感染した可能性はあり、調査する必要がある」(動物衛生課)という。

当該農家では27日にも5羽の死が確認され、29日は朝の5羽のほか夜までにさらに30羽が死んだことなどから、専門家の意見を聞いた上で高病原性鳥インフルエンザが疑われる家畜と判断されたという。

鹿野農相は「拡大をいかに防ぐかに万全を期したい」などと話した。松木謙公政務官と、獣医師の資格を持つ職員ら5人を30日、島根県庁に派遣する。

【毎日新聞】

カナダ食品検査庁:鳥インフルエンザ感染を確認

2010/11/29

カナダ食品検査局(CFIA)は24日、ウェブサイトに掲載した声明で、マニトバ州ロックウッドの商業用家きんに鳥インフルエンザ・ウイルスへの感染が確認されたと発表した。

CFIAによれば、感染した鳥は処分され、さらなる検査が行われているという。CFIAは、同ウイルスが食の安全にリスクをもたらすことはないとしている。

【Bloomberg.co.jp】

ベトナム、家きんへの鳥インフルエンザ

2010/11/29

ベトナム北部の2つの省で家きんの数百羽がH5N1鳥インフルエンザへ感染したと発表された。2つの省は洪水の被害に遭っておりその影響であるとされている。

【VietNamNet Bridge】

インフルエンザ:公立岩瀬病院集団発生 患者は計47人に /福島

2010/11/27

公立岩瀬病院(須賀川市)で、職員と患者がインフルエンザに感染した問題で県は26日、調査結果を発表した。最初の9日の発症から25日までに、入院患者 16人、職員31人の計47人が発熱やのどの痛みなどの症状を訴えた。うち、簡易検査で陽性が出た10人を詳しく調べ、8人からA香港型ウイルスが検出さ れた。
 県は院内感染による集団発生と断定。同病院は消毒徹底や感染者隔離などの対策を取り、同日までに終息したという。

【毎日新聞】

Yahoo!「防災グッズ体験レポート」弊社商品の掲載

2010/11/26

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http://rescue.yahoo.co.jp/column/goods/20101124.html

インフル流行で警報地域、今季初

2010/11/26

インフルエンザの流行が警報レベルを超える地域が、今シーズン初めて、11月15-21日の週に1か所出た。国立感染症研究所感染症情報センターなどによ ると、北海道の富良野保健所地域で、インフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数が39.67となり、警報の開始基準となる「30」を超えた。

この間の全国の定点当たり報告数は前週から0.10ポイント増の0.35で、5週連続の増加。都道府県別に見ると、北海道(2.08)が最多で、以下は宮崎(1.02)、山梨(0.98)、沖縄(0.95)などと続いた。注意報レベルのみを超えた保健所地域はなかった。

10月11日-11月14日の5週間に分離・検出が報告されたインフルエンザウイルス142件の内訳は、A香港型が107件で全体の約75%を占めた。このほか、新型は32件、B型は3件だった。

【医療介護CBニュース】

【京都】インフルエンザ 今季初の学級閉鎖

2010/11/25

京都市教委は、市立洛北中(左京区)の2年生の1クラスで欠席した5人がインフルエンザと診断されたため、25日から2日間、学級閉鎖にすると発表した。同市教委、府教委によると、府内で学級閉鎖が実施されるのは今季初めて。

市教委によると、同中では24日、32人が欠席。うち7人が医療機関でインフルエンザと診断された。そのうち5人が所属するクラスを学級閉鎖とする。

【読売新聞】

全国でノロウイルス患者増 さらに流行拡大の恐れ

2010/11/24

嘔吐や下痢を繰り返す感染性胃腸炎の患者が、佐賀県を除く46都道府県で増加していることが、国立感染症研究所の集計で24日分かった。ほとんどがノロウイルスが原因とみられる。

 全国約3千の小児科から報告された患者は、14日までの1週間で1医療機関当たり7・7人と4週連続で増加。この時期としては過去10年で最も多かった2006年(11・3人)に次ぐ。

 同研究所感染症情報センターの安井良則主任研究官は「流行はさらに拡大する可能性が高い」としており、予防のために手洗いの徹底などを呼び掛けている。

 都道府県別では、大分が1医療機関当たり30・2人と最も多く、山形23・0人、新潟19・5人、山口17・5人、長崎15・3人、福岡14・5人、山梨11・8人の順。

 ノロウイルスは感染力が強く、患者の便や嘔吐物などを介して広がる。予防には、せっけんでしっかり手洗いをすることが重要で、嘔吐物や便などを処理する場合は周囲に広がらないように注意し、ふき取った場所を塩素系消毒剤で消毒するのが効果的だ。

【共同ニュース】

東大病院で緑膿菌10人検出、うち5人死亡

2010/11/24

 東大病院(東京都文京区)は22日、9月下旬から今月中旬にかけ、入院患者10人から、複数の抗生物質が効かない多剤耐性緑膿(りょくのう)菌が検出されたと発表した。

 このうち重症の血液がん患者だった5人が死亡しているが、同病院では「いずれも重症の患者で死亡と感染の因果関係ははっきりしない」としている。

 同病院によると、亡くなったのは40~70歳代の男女。5人のうち3人については、検出された菌の遺伝子が類似しており、院内感染の可能性が高いとい う。病院では、感染拡大防止のため、新規の血液がん患者の診療を一時的に制限。医師や看護師の手洗いや消毒を徹底するとともに、感染ルートの特定を急いで いる。

【読売新聞】

【ジンバブエ】豚インフルエンザ流行

2010/11/24

ジンバブエのマスビンゴ周辺で191人の豚インフルエンザへの感染が確認された。ウイルスは南アフリカに送られ検査中である。

【NewsDay】

【香港】鳥インフルエンザの女性回復へ

2010/11/23

香港保健当局は22日、鳥インフルエンザを発病した女性は一般病棟へ移されたとし、他の感染者は発見されておらず女性から周辺への感染はないと発表した。

【China Post】

<網走刑務所>結核集団感染…受刑者ら15人に 重症者なし

2010/11/22

北海道網走市の網走刑務所で結核の集団感染があり道は22日、いずれも男性の受刑者14人と出所者1人の計15人に感染が確認されたと発表した。出所者1人を含む3人に熱やせきなどの症状が出たが、重症者はいないといい、いずれも快方に向かっているという。

 網走保健所によると3月、40代の受刑者が発病し、網走市内の医療機関で肺結核と診断された。これを受け、同保健所が5月と10月に受刑者と職員を対象 に調査したところ、同室の50代の受刑者と、すでに出所していた40代男性が発症していたことが判明。残る12人の受刑者は症状がないものの、血液検査で 感染が確認されたという。

 同刑務所では09年にも2人の患者が発生しているというが、道は集団感染者20人以上(発症者は1人当たり6人として計算)について公表することにして おり、これまで発表していなかった。感染はせきなどが原因とみられ、道は刑務所付近の住民らへの感染の心配はないとしている。同刑務所は「保健所の指導を 受け、適正に対処したい」と話してる。

【毎日新聞】

香港鳥インフルエンザ最新情報

2010/11/22

17日、香港の59歳の女性が強毒性の鳥インフルエンザに感染した件で、香港保健省健康保護庁(HPA)は、次のように発表した。女性は上海、南京、杭州 を旅行した経緯があるが、生きた家きんや鳥に接触してはいない。現在、女性と密に接触した人々は隔離され、健康が監視されている。これまでに全員に異常や H5N1ウイルスは見られていない。感染源は調査中である。二次感染は起こしていないと考えられ、女性の症状は安定しており、ウイルスは新規に変異したも のではないとのこと。

【WHO】

<インフルエンザ>ワクチン接種後、男児と80代男性死亡

2010/11/20

10月から始まった、新型と季節性混合のインフルエンザワクチンの接種で、厚生労働省は19日、愛知県の10歳未満の男児と東京都の80代の男性が、接種 後に死亡したと発表した。主治医が「接種と関連あり」と報告したのは2人を含め3例だが、厚労省は2人に持病があることから「接種との関連性は現時点では 不明」としている。

 厚労省によると、男児は今月11日に接種し、翌12日朝、呼吸停止状態で発見され、死亡した。主治医は死因について「急性脳症に肝障害を伴うライ様症候群」と報告した。男児には慢性肺疾患や精神運動発達遅滞の基礎疾患があったという。

 80代男性は10月27日に接種し、直後に38度台の発熱があった。その後、意識障や呼吸困難が起き、今月9日に死亡した。主治医は「接種により播種(はしゅ)性血管内凝固症候群を発症し死亡に至った」と報告している。

【毎日新聞】

京劇・鍼灸がユネスコ無形文化遺産に―中国

2010/11/18

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2010年11月17日、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の無形文化遺産として新たに47項目が登録された。中国からは伝統演劇の京劇や、東洋医学 の医療技術である鍼灸が選出された。中国文化部無形文化遺産局の馬文輝(マー・ウェンフイ)局長は、「京劇と鍼灸はともに中華文化の至宝。今回の登録は、 中国の文化と、我が国の無形文化遺産に対する保護活動が認められたことの証だろう」とコメント。

【Record China】

香港でH5N1型の感染者=7年ぶりに確認―鳥インフル

2010/11/18

香港の衛生当局は17日、同地で59歳の女性が強毒性であるH5N1型の鳥インフルエンザに感染していることが確認されたと発表した。香港でH5N1型の感染者が確認されたのは7年ぶり。
 この女性は10月23日から今月1日にかけて、夫や娘と上海、杭州(浙江省)、南京(江蘇省)の各市を旅行。5日に発熱して入院した。肺炎などを患っており、容体は重いという。

【時事通信】