NEWS新着情報

インドネシアでH5N1感染の疑い

2012/01/26

インドネシアでは、18歳男性が鳥インフルエンザ感染の疑いでTangerang総合病院で隔離されている。危篤状態。現在検査結果を待っている。
 この男性は、Me-Karsari村の住民。周辺では感染した家禽はみつかっておらず、家族、隣人は今のところ症状が出ていない。
 この2週間でジャカルタでは2件の鳥インフルエンザ感染死亡が確認されている。

【ASIA NEWS NETWORK】

インフル合併症で5人死亡 春節シーズンの台湾で

2012/01/25

台湾衛生当局は24日、現地で春節(旧正月)シーズンに入りインフルエンザの合併症によって5人が死亡したと発表した。

5人は黄色ブドウ球菌による肺炎、呼吸不全などを合併して死亡した。いずれも予防接種を受けておらず、うち4人には糖尿病や高血圧などの慢性疾患があった。

当局はインフルエンザの流行期に入ったとして、乳幼児や高齢者、慢性疾患の患者がいる家庭に対し、感染したらすぐに治療を受けるよう呼びかけている。

【新華社】

H5N1鳥インフルエンザで死亡【ベトナム】

2012/01/25

ベトナム衛生部は、H5N1ウイルスによる人への感染確認を発表した。
 このケースは、Kien Giang地区に住む18歳の男性で、1月10日に徴候が出た後、14日に病院へ収容されたが、16日に死亡した。17日にWHOナショナルインフルエンザセンター(ホーチミン)にて確認結果が出た。
 この男性は、鴨との接触があったことが確認されている。
この男性でベトナムでは120人目の感染者となり、うち60人が死亡している。

【WHO】

鳥インフルで1人死亡=中国貴州省

2012/01/22

新華社電によると、中国貴州省貴陽市の病院に発熱で入院し、高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染したと診断された男性患者(39)が22日、容体が急変して死亡した。
 患者は今月6日に発病し、病状が悪化して貴陽医学院付属病院に入院していた。地元政府は感染経路の特定を急いでいるが、患者と密接に接触していた71人に異常は見られないという。

【時事通信】

鳥インフル研究を自主停止=科学者が異例の声明

2012/01/22

強毒性の鳥インフルエンザウイルス(H5N1)の哺乳類での感染に関する研究をめぐり、東京大医科学研究所の河岡義裕教授ら各国の科学者39人が20日、研究の安全確保などを議論するため、研究を自主的に60日間停止するとの連名の声明を発表した。
 米ウィスコンシン大と、オランダのエラスムス医療センターの研究室は最近、H5N1ウイルスの実験動物フェレットへの感染を可能にする仕組みを突き止めていた。
 この研究をめぐっては、米政府の諮問委員会が昨年12月、テロに悪用される恐れがあるとして、研究の詳細を公表しないよう異例の勧告を行った。また、フェレットへの感染力を得たウイルスが研究室の外に漏れる恐れを指摘する声も上がっていた。
 米科学誌サイエンス(電子版)に掲載された声明は、研究の一時停止について「世界中の関係機関と各国政府は、問題に対処する最善の方策を見つけるための時間が必要だ」としている。

【時事通信】

31億人が40日間に移動…春節帰省ラッシュ

2012/01/21

23日の春節(旧正月)を前に、故郷に帰る人々の帰省ラッシュ「春運」がピークを迎えている。

 中国メディアによると、春節をはさんだ40日間に、昨年を9・1%上回るのべ31・5億人が移動するといい、過去最高の規模となる見通し。

 北京駅では出稼ぎ労働者や学生らが大きな荷物を持って改札口に押し寄せる姿が見られた。今年の春節に合わせて、切符の全面的なネット販売が開始されたが、アクセスが集中し、購入できないトラブルが相次いでいるという。

【読売新聞】

東京都でもインフルエンザ流行入り宣言…定点あたり3.22

2012/01/19

東京都は1月19日、第2週(1月9日~15日)における都内のインフルエンザ患者報告数が定点あたり3.22となったことを受け、インフルエンザの流行開始宣言を行った。

第2週において、東京都内の419カ所のインフルエンザ定点医療機関からの患者報告数は、前週(1月2日~8日)の定点あたり0.94から急増し、流行開始の目安となる1.0を超える定点あたり3.22となった。

 また第2週における、学校などの臨時休業は、幼稚園で1件、小学校と中学校でそれぞれ3件発生している。

 なお、昨年の第36週(9月5日)以降で1月15日までの間に、インフルエンザによる集団感染が発生した学校などの施設は27カ所となっている。集団発生による患者の遺伝子検査の結果は、「AH3亜型(A香港型)」が16件(76.2%)、「B型」が2件(9.5%)検出、「陰性」が3件(14.3%)となっている。

 東京都では、手洗いや咳エチケットなど予防と感染拡大防止を呼びかけている。

【RBB TODAY】

カンボジアで男児がH5N1に感染して重体

2012/01/17

2012年1月16日に公表されたWHOの情報によりますと、カンボジアで新たに鳥インフルエンザA (H5N1)患者1例が報告されました。

患者はBanteay Meanchey県に住む2歳の男児です。2012年1月3日に発症し、1月9日に入院しました。患者はタミフルで治療を受け人工呼吸器を装着されています。

患者は村で病気の鳥への曝露があったと報告されています。カンボジアで19人目のH5N1ウイルス感染症例です。現在までのところ、患者のうち16人が合併症で死亡しています

政府と自治体の緊急対応チーム(RRT)が発生調査と国の指針に従った対応を行っています。症例に接触した医療従事者はオセルタミビルの投薬を受けています。現在までのところ、接触者でA(H5N1)陽性の人はでていません。

[FORTH]

米国 万能型インフルエンザワクチン2013年まで実用化の可能性

2012/01/16

2010年に米国の衛生研究所(NIH)が5年以内にインフルエンザ万能型ワクチンを
実用化出来ると語っていが、実際にはもっと早く来年(2013年)までに完成できる
可能性となった。Inovio Pharmaceuticalsが発表した。
 子供の頃に1回接種を受け、その後ブースターとして再度接種することで、通常の
インフルエンザを含めて鳥インフルエンザ、新たなインフルエンザ全てが予防可能と
なる。麻疹ワクチンの様に接種すると一生有効な免疫ができあがる。
 ワクチンはインフルエンザウイルスのほとんど変異しない抗原を用いている。

インドネシアで24歳男性がH5N1に感染して死亡

2012/01/11

24歳のインドネシア男性がジャカルタで死亡したと、インドネシア保健省が10日発表した。
男性の検体で、H5N1型鳥インフルエンザに感染したことが確認された。男性は家の周囲に住んでいる鳥から感染を受けたと推定されているが、鳥のウイルス検査結果は出ていない。


エジプトで42歳男性がH5N1に感染して死亡

2012/01/10

2012年1月5日に公表されたWHOの情報によりますと、エジプトで新たに鳥インフルエンザA (H5N1)症例1例が報告されました。

症例はミヌーフィーヤ(Menofia)県に住む42歳の男性です。2011年12月16日に発症し、12月21日に入院しタミフルで治療を受けました。症例は重篤な状態で、22日に死亡しました。

症例は12月24日、WHO世界インフルエンザサーベイランスネットワークの国立インフルエンザセンター、エジプト中央公衆衛生研究所において確定診断されました。

感染源調査により、症例は裏庭で飼っている病気や死んだ家きんと接触していたことが判明しています。

エジプトでは現在までに157例の症例が確認され、そのうち55例が死亡しています。

現地にご滞在の際は、鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。

[FORTH]

韓国でアヒル110羽死ぬ…鳥インフルの可能性を調査

2012/01/08

韓国の農林水産食品部は、1~3日に京畿道利川(キョンギド・イチョン)の農家でアヒル110羽が死んだことから、鳥インフルエンザ感染の有無を精密調査していると明らかにした。農林水産検疫検査本部が死んだアヒルを解剖検査した結果、肺と心臓に出血があるなど鳥インフルエンザの疑い症状が現れたという。最終検査結果は7日ごろに出る予定だ。

農林水産食品部は、該当農場への人と車両の出入りを統制し、周辺の養鶏・養アヒル農場に異常はないか確認している。合わせて鳥インフルエンザの疑い症状が発生した農場にひなを分譲したふ化場に対しても精密検査をしている。

農林水産食品部はこの日、家きん類飼育農家に「週1回以上農場を消毒し、死んだ鶏・アヒルがいないか毎日確認しなければならない」と促した。

【中央日報日本語版】

角田市でオオハクチョウから鳥インフル 宮城県内初

2012/01/08

宮城県は5日、宮城県角田市豊室の市之丞(いちのじょう)ため池付近で昨年12月26日に見つかったオオハクチョウ2羽の死骸のうち、1羽から鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。宮城県内での検出は初めて。
 現在、環境省が毒性の強力な高病原性かどうか確定検査をしている。結果判明は、おおむね1週間後になる見通し。
 県によると、半径10キロ圏内の養鶏農家19軒を調査したところ、鶏の大量死などの異常はないという。

【河北新聞】

鳥インフルで男性1人死亡…深セン市の39歳バス運転士

2012/01/04

広東省衛生庁は、深セン市内で同日死亡した39歳男性について、高毒性のH5N1鳥インフルエンザに感染していたと発表した。男性は路線バスの運転士だった。中国新聞社が報じた。

 男性は12月21日に発熱した。最初は自分で薬を飲んでいたが好転しないため、25日に病院で診察・治療を受けた。26日には重症の肺炎のため集中治療室に入院した。その後も症状は重くなり、心臓や肝臓にも障害が発生し、31日に死亡した。

 中央政府・衛生部も専門家会議を開催し、男性から採取したサンプルが高毒性のH5N1鳥インフルエンザの陽性反応を示したことも考えあわせ、男性を同病患者と断定した。

 当局は同男性と密接な接触をしていた120人を観察しているが、今のところ症状を示す人はいないという。男性が感染した経路や、男性が勤務していたバスの路線などは伝えられていない。

【SEARCH CHINA】

鳥インフルエンザ感染の39歳中国人男性が死亡

2012/01/01

鳥インフルエンザと見られる症状を発症して中国南部深センの病院に入院していた39歳のバス運転手の男性が31日、死亡した。国営新華社通信が伝えた。

新華社によると、この男性は12月21日に発熱で深センの病院に入院し、その後の検査で、毒性の強いH5N1型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ていた。地元の保健所によると、男性は発熱前の1カ月間深セン市から出ておらず、養鶏に直接触れたこともなかったという。

この男性が入院した21日、深センに隣接する香港では鶏の死骸から鳥インフルエンザの陽性反応が出たのを受け、鶏1万7000羽以上の殺処分命令が下された。香港漁農自然 護理署は感染場所である家禽市場を特定し、同市場への鶏の出荷を21日間禁止する措置を取った。香港政府はH5N1型鳥インフルエンザウイルスに感染した 鶏の出所を探っている。

世界保健機関(WHO)の推計によると、2003年以降のH5N1型鳥インフルエンザウイルスの累積感染者数は12月15日時点で573人。そのうち336人が死亡している。国別の死亡者数で最多はインドネシアの150人で、中国は26人だった。

【CNN】

長江を跨ぎ上海と江蘇結ぶ崇啓大橋正式開通―中国

2011/12/29

28日、中国東部沿海部の長江を跨ぐ「黄金ルート」の一部である崇啓大橋が24日、正式に開通し、江蘇省啓東が完全に上海1時間都市圏に入った。

海市崇明と江蘇省崇東を結ぶ崇啓ルートは国の高速道路網の上海-西安区間の重要部分で、長江デルタ高速道路網計画の都市間ルートである。今回完成した長江河口北支流を跨ぐ大橋と2009年に開通した世界レベルの橋とトンネルが結びついた上海長江トンネル橋と一つになって崇啓ルートとなった。

崇啓ルートは全長51.763kmで、省市境界で江蘇区間と上海区間に分けられ、江蘇と上海がそれぞれ独自に建設し、運営管理している。

崇啓ルートの開通で、上海市浦東から江蘇省啓東までの所要時間が自動車でこれまでの2時間半から1時間に短縮され、これで啓東は上海の「1時間交通圏」に入った。上海と隣接する江蘇省東部地区との間で初めて長江を跨ぐ陸路ルートが誕生し、長江に隔たれ、交通コストが高く、輸送ルートが長いという長年の問題が完全に解消されるとみられている。

開通式に出席した上海市の韓正(ハン・ジョン)市長は、崇啓ルートは長江デルタ交通インフラ整備の重要な節目工事で、この完成は中国沿海部の重要交通ルートを開き、長江デルタ地区の交通網システムを最適化し、上海の対外交通配置を改善するうえで、非常に重要な意義があると述べた。

江蘇省の李学勇(リー・シュエヨン)省長は次のように強調した。崇啓大橋の正式完成・開通は上海と江蘇の協力を緊密にし、長江デルタ地域の一体化発展をはかる重要な成果である。江蘇は崇啓大橋の完成、開通を契機とし、長江デルタ一体化発展と江蘇沿海開発国家戦略を実施する。

崇啓ルート工事は国家発展改革委員会が06年に正式に認可し、総予算が82億3800万元で、08年12月に正式着工した。

ずっと長江で隔てられ、上海と南通、塩城、連雲港および山東地域都市群のつながりが緊密でなく、この方面の都市との経済融合進度が影響を受けていた。崇啓ルートの開通は長江デルタ地域の経済一体化を大きく促すだけでなく、上海-西安道路ルートの全線貫通は中・西部地区の発展けん引に重要な戦略的意義があるとされている。

上海市社会科学院都市化発展研究センターの郁鴻勝(ユー・ホンション)主任は「蘇通大橋、杭州湾ベイブリッジの完成、開通、さらに今回の崇啓ルートも加わり、長江北岸と杭州湾南岸都市、都市群がより一層近くなり、一体化による効果は一段と顕著になるだろう」と語った。


【新華ネット】

中国高速鉄道、新線が開通…ネットでは批判噴出

2011/12/27

中国広東省の広州と深センを結ぶ高速鉄道(全長102キロ)が26日開通した。

 中国政府は経済成長の牽引(けんいん)役として鉄道事業を重視しているが、浙江省温州で7月に起きた高速鉄道事故の調査結果が公表されないままの営業運転開始に、ネット上では当局への批判が噴出している。

 深セン北駅で26日朝に行われた開通式典には、広東省トップの汪洋(ワンヤン)・党委員会書記や盛光祖(ショングァンズー)・鉄道相が出席した。

 同区間は本来8月に開通予定だった。しかし、温州の高速鉄道事故で安全対策を懸念する世論が高まり、延期を余儀なくされた。鉄道会社がホームページ上で開通を発表したのは22日夜。直前まで世論を見極めようとしていたとみられる。

【読売新聞】

【エジプト】H5N1鳥インフルエンザで死亡

2011/12/25

エジプト保健省はH5N1鳥インフルエンザの人感染事例があったことを発表した。
 Dakahlia地区の29才男性で、12月8日に発症し、15日に入院、19日に死亡した。
 家きんに暴露された既往があり、それが感染源となったと考えられている。
 本年度37例目の感染者となったが、2009年に次いで多い。
 また当症例はエジプトで累積156例目となり、また54例目の死者となった。

 【WHO】


インフルエンザ流行、岡山県内に注意報

2011/12/24

岡山県は22日、県内のインフルエンザ患者数が基準を超えたため、「インフルエンザ注意報」を発令した。過去10年間で3番目に早い発令という。

 県健康推進課によると、県内84の定点医療機関で、1週間(12~18日)の定点あたりの患者数の平均が5・17人に達し、発令基準の5人を超えた。患者は県南西部に多く、中でも倉敷市で流行しているという。

 同課は、マスク着用や帰宅後の手洗いによる予防のほか、感染したらマスクをつけて早めに医療機関で受診するよう呼びかけている。


【産経新聞】

ニワトリの死骸から鳥インフルエンザウイルス検出、1万7000羽を殺処分―香港

2011/12/23

香港特区政府漁農自然護理署は、九龍西部の深水●(サムスイポー/●=土へんに「歩ニワトリの死骸はご」)区長沙湾の家禽卸売市場で、ニワトリの死骸からH5N1型鳥インフルエンザが検出されたことを受け、同市場の約1万7000羽を殺処分した。
ニワトリの死骸はごみ箱に捨てられていた。そのため、仕入先は特定されていないという。
 香港特区政府食品・衛生局のヨーク・チョウ局長は20日深夜、鳥インフルエンザウイルスが強毒の高病原性だったため、警戒レベルの引き上げを発表した。
 さらにチョウ局長は、「問題の市場を2012年1月12日まで封鎖する。21日より、香港内の全市場で生きたニワトリの販売を停止し、地元養鶏場からの出荷とひよこの輸入を3週間停止する」と話した。
 この3週間の間に漁農自然護理署職員は香港内の全養鶏場を視察し、サンプル検査を行うという。中国本土から香港へ供給している養鶏場では、現段階で異常は確認されていない。
 香港は2008年12月にも鳥インフルエンザに感染したニワトリが約60羽見つかり、当時、約9万羽を殺処分した。

【新華net】